背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
3.56
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本棚登録 : 870
感想 : 189
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488025366

感想・レビュー・書評

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  • 出版社の新人営業が主人公。
    謎、ヒント、謎解きと順序立てて進んでいく。
    謎は、これは謎か?というものから、中々の謎まで様々。全体的にライトなミステリーなので、ストーリーを楽しむ気持ちで読むといい。
    さらっと読める内容。
    もう少し、各々のキャラクターがたっていればなぁと惜しい印象。
    面白いけど薄味。

  • ☆3.5

  • <出版社営業・井辻智紀の業務日誌>シリーズ2作目。
    取次、文学賞、新刊キャンペーン等の実情が描かれていて、今回も面白かったです。
    各種文学賞は毎回どの作家さんのどんな作品が受賞されるのか、一読者としては単純に結果を楽しみに待つのみです。
    その裏側で作家さんや出版社さんがどんな思いでその日を迎えるのかという一端を見せて貰ったようで、とても良かったです。
    成風堂とのリンクも嬉しいですね。
    ひつじくんと成風堂の面々が絡むお話も読んでみたいです。
    それにしても東々賞の行方が気になる。

  • 出版業界を舞台に、本屋あるあるを展開。

  • 著者はいろんなところで感想が書かれているのにこういう風に思っているんだと参考になりました。 曲がり曲がって凄いところにいくんだなぁと。ちょっと改めようかなぁ、私。

  • 出版社営業・ひつじ君こと井辻智紀の業務日誌シリーズ第二弾。《背表紙は歌う》地方の書店の経営の危機にあるらしいという動向をなぜか必要以上に気にする書店営業の女性仲間…地方書店との関わりは?、《新刊ナイト》作家が直々に足を運ぶ「書店まわり」予定の作家を気にする曰くありげな書店員……。《プローモーション・クイズ》新刊発売に関し書店員のコメント依頼が激化し「書店の謎は書店員が解かなきゃ!」の成風堂の勘の鋭いアルバイト・多絵の謎々解きで登場するリンクがあり大崎梢さんの他のシリーズを読んでる特典が!!

  • 「君とぼくの待機会」と「プロモーション・クイズ」が良かった。誰が東々賞を受賞したのか非常に気になる。今作にも成風堂の多絵ちゃんがカメオ出演している。ひつじくんと多絵ちゃんが作中で出会うことはあるのだろうか。装丁のイラストが表題作の雰囲気を良くあらわしていてグッド!2011/262

  • 日常の中にあるライトミステリー。ひつじくんシリーズ第二弾。ミステリ自体はたいしたことないんだけど、ほんと、ずっと読んでいたくなる。癒し系です。

  • 大崎さんは、やっぱり書店ものが面白い。
    どこかで読んだようなシチュエーションの物もあったけど、ドキドキしたり、ホロリとしたり、5編ともそれぞれに楽しめました。

  • 出版社の営業さんのシリーズ2作目。日常のほのぼのした謎解きは読んでいて、安心できる感じ。
    特に表題作の背表紙は歌うはおススメです。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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