- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488473044
感想・レビュー・書評
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『理由あって冬に出る』、『さよならの次にくる〈卒業式編〉』&『さよならの次にくる〈新学期編〉』に続くシリーズ第3作が約1年10ヶ月ぶりに登場。
いわゆる日常の謎系な学園ミステリということで提示される謎自体はささやかではあるんだけど、そこはそれ丁寧に組み立てられたプロットと魅力的なキャラ造形、そしてユーモアたっぷりの語り口で読ませてくれます。
ちなみに今回は五篇の短編が収められてるんだけどフェイヴァリットはやはりというかラストの「今日から彼氏」(タイトルの元ネタは作者曰く西森博之からとの事)。
あいかわらず良い感じではあるんだけどちょっとラブが足りなくね?と思っていたところにおいて最後の最後にこの短編を持ってくるあたりが心憎いというか何というか。
お話的にはなんといっても途中はどうなる事かと思わせておいてのプチどんでん返しなにやにやエンディングがいやもう実に最高だったなあと。
とまあ個人的には大満足だった今回だけど、問題は次作がいつになるかという事。
ま、さすがに今回ほどには待たされないだろうとはいえあんま多くを期待はしない方がいいんだろうなあ…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集
そして解決は相変わらずの伊神さん -
短編集。前作と時系列は前後してる。段々葉山くんも成長してきたかな。
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葉山君はいつになったら自分で謎を解決できるようになるのかなぁ。いいところまではいくけど伊神さんに持っていかれるパターンが続くのか?(笑)
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葉山君シリーズ第3段。
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正統派学園ミステリ。
前回伊神さんが卒業したので、シリーズ完結と思ってたのですが続きあったんですね。
短編集。
部室争奪戦から始まり、葉山くんに彼女が!?というところまで。
伊神さんは卒業しても謎を求めて顔を出してくれます。
それにしてもメインキャラで、しかも探偵約なのに一度も表紙を飾れないのがかわいそうな感じです。 -
はじめての作家さん。学園ミステリーといえばいいのかな?短編集でとても読みやすかったし、割と面白かった。これが最初ではなさそうなので、機会があったら、別のも読んでみたい。