地球幼年期の終わり (創元推理文庫 611-2)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488611026

感想・レビュー・書評

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  • 3月20日読了。アーサー・C・クラークによるSFの古典。地球上に突如<上主>と呼ばれる、人類を凌駕する知性と科学力を持つ生命体が現れる。人類を導こうとする彼らへの抵抗と、彼らとのささやかな友情を描く第1部、目覚め始める人類の新世代と旧世代との断絶を描く第2部、地球の進化の極地を描く第3部から構成されるが、美しく残酷、かつ多くの示唆に富む物語だ・・・古めかしい部分も多いが、年月に負けずオールタイムベストSFとして君臨するのも納得の重厚な物語だ。人類の自治を求めテロを計画するなど右往左往する人類をはじめは上から目線で見下ろす<上主>たちだが、彼ら自身も哀しい存在であるということが読み進むにつれて読者にも理解できてくる、物語の着想と構成の巧みさがすばらしい。進化とは?幸福とは?他者を理解するとはどういうことなのか?大変に密度の濃い小説だった。これだからSFはやめられない。

  • この結末は未だにトラウマ。
    「THE IMMACULATE COLLECTION /ウルトラ・マドンナ~グレイテスト・ヒッツ」を見るとこれを思い出す。
    ネタばらしになるかもね。

  • 2010/1/21購入

  • クラークが 1953 年に書いた、
    古典 SF の名作、傑作。

    なんか、しみじみと感じるものがある。

  • 人類はどこに行ってしまうのでしょう。

  • Overload

  • オーバーロードたちは純粋に願う。
    狂おしいまでに渇望する。

    しかし、きっとその願いが叶えられることはないだろう。
    その純粋さゆえか、もともとの生態がそうなのか分からないが、きっと今後もオーバーロードはオーバーロード以上にはなれない。

  • これは本当にすごいです。ラストは圧巻。3本の指に入る名作中の名作。

  • SFには詳しくないのだが、これはなんとか読めた。最後のところ、なかなか意味深である。火星人でも愛してる、でも長男じゃないわよね。

  • 070421 ありと人間 過去未来で混ざり合う時間

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