銀河英雄伝説〈2〉野望篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-2)

著者 : 田中芳樹

• 東京創元社 (2007年4月25日発売)

作品紹介・あらすじ

自由惑星同盟でクーデター勃発。叛徒鎮圧の命令がヤンに下るが、首都を制圧したその首謀者は、彼が篤く信頼を寄せていた人物だった。一方帝国でも、皇帝崩御以降激化する貴族間の権力闘争の渦中に身を置くラインハルトに、新たな試練が課されようとしていた。不敗の魔術師と常勝の天才、二人の英雄の決断が、銀河史に新たな波瀾を呼ぶ。巻措く能わざるスペース・オペラ、第二巻。

感想・レビュー・書評

[秋月那月(仮名)さんの感想 · 2023年12月30日]

キルヒアイスー！！

[planets13さんの感想 · 2023年12月24日]

矢継ぎ早の展開とは言え、構想の大きさはゆるぎなし。1 巻もそうでしたけど、科学考証はしてはならない作品でしょう。戦争物だけにどんどん人が亡くなっていくなかで、分かっていてもキルヒアイスの死はやはり早すぎる。

[広島市立大学附属図書館さんの感想 · 2023年12月19日]

2023年度【国際学部】入学前知トラ「課題図書」推薦作品

OPAC（附属図書館蔵書検索）リンク
https://opac.lib.hiroshima-cu.ac.jp/opac/volume/490661?locale=ja&target=l

[kazuhisachibaさんの感想 · 2023年10月12日]

いつの時代も，どの空間でも，人は自分を中心に世界が回っているかのように自らを欺くが，階級社会となると欺く以前に，自分の属する以外の階級に触れることが生涯ないため埒外になる．歴史に基づいた現代人への問いかけと共に物語は紡がれる，階級の異なる2人の主人公が織りなすこの世界はどこへ向かうのか．時間が溶ける．

[yujiaさんの感想 · 2023年4月25日]

読了。
こんなに早く彼がいなくなるとは思っていなかった。ラインハルト様は半身と永遠の別れをし、姉とも別れてしまったことが辛い。銀英伝2巻を読んでいると言うと誰もが口を噤む理由がわかった。まだ登場人物の名前を覚えられてはいないし、流れもうまく掴めてはいないけれど、物語に引き込まれている。私もこの物語の中にいるような感覚で読んでいる。大きな流れにいる。

[ひまわりめろんさんの感想 · 2023年4月13日]

本屋大賞が決まりましたね

『汝、星のごとく』

誰も全く気にもとめてないでしょうが、ひっそりと的中させてます
誰も全く気にもとめてにゃいでしょうから自分で言います

さすが！

なにが凄いかって自分が読んだノミネート作品7作品の中で「自分が一番面白いと思った作品ではない」のに選んでるところよね

さすが！

そして、本屋大賞ノミネート作品を改めてブクログで特集してましたが、そういうののレビューに採用されそうな気配が全くありませんね

さすが！

そりゃあそうよね
銀英伝のレビューで本屋大賞だもの
遠いわー
4000光年の彼方だわー

そして、本屋大賞の翻訳作品部門は『我ら闇より天を見る』でした
何がすごいってこの2作品を連続して読んでるってところですよね

たまたま！

さて銀英伝の方は続けて第3巻へ！
そしてひまわりめろんのレビューはまだ銀英伝の内容に一切触れてません

さすが！（何がだ）

[1Q84O1さん · 2023/04/13]

内容に触れずレビューを読んだ人を楽しませるカリスマレビュアー！
さすが！

[ひまわりめろんさん · 2023/04/13]

分かってきたようだね
さすが！

[1Q84O1さん · 2023/04/14]

たまたまです！w

[花穂尻べえたさんの感想 · 2023年4月4日]

銀英伝再読中。
両陣営とも内戦の収拾に終始する第二巻。
ラストに待つ悲劇を知るだけに、物語を進めるのを躊躇った。

[えるさんの感想 · 2022年7月23日]

どんどん面白くなってくる。
ここでのキャラクターにも愛着が湧いてきた。

[stella63さんの感想 · 2022年4月18日]

戸惑いながら設定に追いつくのに必死だった1巻から、大きく物語が動いた2巻。
あっという間に読了。

宇宙を舞台にしたスケールの大きさはもちろん、主人公2人の対比が物語の良いスパイスになっている。
巻末の筆者インタビューも大変興味深かった。

[purelandさんの感想 · 2022年1月29日]

　とうとうこの巻を読んでしまった。ネタバレはしないがストーリー上重要なところなのだ。　
　リップシュタットの開戦、救国軍事会議のクーデター。帝国と同盟の内輪もめの話である。にしてもアニメで見ていてストーリーを知っていたとしても、ぐっとくるのだ。
　そして自分は友だちにアニメを見る前にネタバレされたのだ。ネタバレはいけないのだ。
　ここまで読んで引き返す人はいないだろう。

著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞（日本長編部門）を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」