仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492233733

感想・レビュー・書評

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  • 世の中にある隠れた仕掛けの事例を紹介し、その仕掛けがどの様な理論で作られているのかをまとめた本。著者は仕掛学と表現されているが、自分の知らなかった仕掛けや仕組みがわかって非常に面白かった。今後は周りに仕掛けが無いかを気にしながら、散策などを楽しんでみたい。

    補足として記載すると、一方ロシアは鉛筆を使ったの所が一番面白かった。無重力状態でボールペンで書けない問題に対して、アメリカNASAは10年と120億ドルをかけて技術的に課題解決したのに対し、ロシアは時間もお金もかけずに鉛筆を使って解決する。これぞ技術ではなく簡単な仕掛けで人間を動かして解決させる仕掛け学の本質だと感じた。

  • ゴミをちゃんと捨てたくなる、階段を登りたくなる…。そんな人を動かす「仕掛け」の特徴、作り方について事例を交え紹介する。

    序章 「ついしたくなる」には仕掛けがある
    1章 仕掛けの基本
    2章 仕掛けの仕組み
    3章 仕掛けの発想法

  • マーケ系の本だと思ったら研究者の方の本で、興味深かった。

  • マーケティングの本のように、仕組みを学問として扱っている内容。事例が豊富で読みやすい。アイデアやマーケティング関係の本を読んでいて、思考として落とし込みたい人にはお勧め。

  • 色々な問題を解決しようとするとき、技術で解決しようとするとコストが大きくかかる場合が多い。
    その点、人の行動をちょっと変える「仕掛け」があれば案外簡単に解決することがある。
    科学技術が進歩している今だからこそ、見落としがちな視点だと思った。
    他の方の感想にもあるが、もっと具体例がたくさんあれば、すぐに自分の生活や仕事に活かしやすいのに、とは思った。
    アイデアのつくり方もある程度体系的に書いてくれているので、参考にして頑張ってみようと思うが、なかなか難しそうな気もする。
    著者さんも図鑑のようなものを出版したいと書かれていたので、ぜひ実現してほしい。

  • 職場の売り場に活かせられないかと手に取った。
    おもしろいと思ったが、自分ではアイディアが浮かばなくて難しい。

  • 本著の中で触れていたが仕掛けを図鑑にまとめて出した方が楽しめそう

    それぞれの説明は簡単であり飲み込みやすい
    ただしその分学べることも少ない
    仕掛け学という分野に興味を持つための入門書としては良さそう

  • 人がついついやってしまう仕掛けの仕組みについて書かれた本。
    日常にある「仕掛け」を探してみると面白そう。
    学級経営に活かせる視点もあった。

  • 出だしは面白かったのになぁ。
    人を動かすしかけのある授業をしたいと思って購入したが…そこには役にたたなさそう。

  • 仕掛け
    いいよねー。
    ついやってしまう。
    乗せられた感なしに乗せられちゃう。
    悔しくない。

    初版は2016年だから、なぜ今平積み?と思った。
    コロナで行動変容が求めてられているかららしい。

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著者プロフィール

1975年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。2004年より大阪大学大学院経済学研究科講師、同年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、07年より大阪大学大学院准教授、12~13年スタンフォード大学客員研究員、17年より大阪大学大学院経済学研究科教授

「2019年 『しかけは世界を変える!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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