仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492233733

感想・レビュー・書評

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  • 02.07.21(水)曇

  • ついやってしまいたくなる。やった結果、自然と目的が達成される。
    こんな仕掛けを作れたら、すごく楽しいし、それをみんなで考えるのも良いと思った。一から仕掛けを作るのは難しいので、ここに書かれている実践例をもとに色々試行して見たい。

  • やらないを選べる仕組みは誰も不幸にしないのがいいと思う。

  • わくわくした 人間工学に興味がある人はぜひ 読みやすい

  • 表紙の「バスケットゴール付きゴミ箱」や途中で紹介されていた「世界一深いゴミ箱」など、デザイン思考の本とかで事例で出てきたためなんか面白そうと思って読んでみた。
    人が無意識・本能的に行動してしまう「仕組み」、「デザイン」ってかっこいいー!!!と思ってしまった笑

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    「した方が良い」と直接伝えても効果がないのは明らか。「ついしたくなる」ように間接的に伝えて、結果的に問題を解決することを狙うのが仕掛けよるアプローチ。

  • 人を楽しませる、ワクワクさせる仕掛けについて、たくさんの例と説明がしてあり、個人的にとても面白いなと感じた。

    以下が印象に残った点である。

    ・無理やり行動を変えさせようとするのではなく、つい行動を変えたくなるように仕向けるのが大事である

    ・仕掛けとは、以下の三つの条件を満たすものである。
    公平性( Fairness):誰も不利益を被らない。
    誘引性( Attractiveness):行動が誘われる。
    目的の二重性( Duality of purpose):仕掛ける側と仕掛けられる側の目的が異なる。

    ・仕掛けは装置によって問題解決をはかるのではなく、人々の行動を変えることで問題解決をはかる。装置中心アプローチの視点を行動中心アプローチの視点に変えることで新しいアプローチが見えてくる。

    ・行動を観察することで仕掛けに気づきやすくなる

    ・アイデア発想につまったときは9カ条からなるオズボーンのチェックリストを使うといい。
    1.他の使い道は?( Put to other uses?)
    2.他に似たものは?( Adapt?)
    3.変えてみたら?( Modify?)
    4.大きくしてみたら?( Magnify?)
    5.小さくしてみたら?( Minify?)
    6.他のもので代用したら?( Substitute?)
    7.入れ替えてみたら?( Rearrange?)
    8.逆にしてみたら?( Reverse?)
    9.組み合わせてみたら?( Combine?)  
    チェックリストの覚え方は「ださく似たおち」(代用・逆さま・組み合わせ・似たもの・他の用途・大きく・小さくの頭文字をつなげたもの)

    ゴミ箱にゴミを入れたらセンサーが反応し、面白い音が鳴るという仕掛け等、面白い仕掛けの具体例が載せられており、とてもワクワクしながら読破することができた。今後は、人の行動を観察しながら世の中に散りばめられている仕掛けに気づきたいと思う。そして、その仕掛けをアイデアに繋げていけたらなと思う。

  • 面白い

  • 仕掛けがなぜワークするか、事例、仕掛けアイディアの出し方などライトながら肯けるポイントが多かったです。

  • おもしろい

  • さまざまな仕掛けの事例が見られたのがよかった。
    テクニック的なところは身に付けるのに時間がかかりそうだが、何事も人を動かすためにはまずポジティブに発想していきたいと感じた。

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著者プロフィール

1975年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。2004年より大阪大学大学院経済学研究科講師、同年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、07年より大阪大学大学院准教授、12~13年スタンフォード大学客員研究員、17年より大阪大学大学院経済学研究科教授

「2019年 『しかけは世界を変える!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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