仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555552

感想・レビュー・書評

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  • これまでは網羅思考に陥りがちであったと反省。自信のちんけなプライドによる、失敗したくない、バカにされたくない(調べてないことを指摘されたくない)という心理が働いていたのだろう。求めるものは結果、それに向けて初期から仮説を組み課題解決に取り組んでいきたい。

    本自体は非常に読みやすい文体であった。同じ作者の別の書籍も読んでみたい。

  • 人は日常のなかで、当たり前に仮説をたて検証することをやっているが、それを言語化して、とことん突き詰めて思考として意識的に取り込んでいく。当たり前にやっているからこそ、ないがしろにしているこの思考方法を高めることができれば、この移り変わりの激しい世の中で生き残っていける

  • 【メモ】
    ・仮説=情報収集の途中や分析作業以前にもつ「仮の答え」
    ・仮説思考=情報が少ない段階から、常に問題の全体像や結論を考える思考スタイル

    ・幅広く考える方法
    ①反対側から見る
    -顧客・消費者の視点をもつ
    -現場の視点で考える
    -競争相手の視点で考える
    ②両極端に振って考える
    ③ゼロベースで考える

    ・よい仮説の条件
    ①掘り下げられている
    ②アクションに結び付く
    ・よい仮説を立てることが重要な理由
    ①問題発見が早くなる
    ②解決策が早く立てられる
    ③解決策が絞り込める

    ・上手なディスカッションを実施するコツ
    ①必ず仮説を立てていく
    ②仮説を否定せずに進化を目指す
    ③議論は負けるが勝ち
    ④メンバーはバラエティ豊かに

  • 直ぐに答えが出ない時は仮説から考えてまず行動していくクセをつけたい

  • ⬛感想
    「論点思考」はイマイチだと感じていた。しかし「仮説思考」はとても簡潔でわかりやすかった
    仕事の進め方や考え方に自身がない人には一読の価値あり。
    ⬛意見
    全体像を描いて仕事をしている人がどれだけいるのか。目の前のことで精一杯で時間をかければよいと思っている人が私を含め廻りには多い
    ⬛気づき
    情報は多ければ多いほどよいと思っている人が多いこと、自分もそうだ
    この本は十数年以上前の本だ。しかし私の身近なビジネスパーソンは相変わらず目的が不明なまま情報は多ければ多いほどよいと考えているほうが多数派だ。そうすると自ずと仕事は遅くなるよねってこと
    ⬛ToDo
    まず自分なりの仮説を持つ。そのうえでストーリーラインを考えたうえで分析を行う

    https://self-methods.com/rn-hypothetical-thinking/

  • 読んでてもともと仮説思考型の人間であることに気づいた。けど、その共有やその後の検証が苦手だなと。

  • とにかく全部考えるなってこととベストを尽くせってこと

  • 情報集めではなく仮説をまず立てる。
    仮説=証明はしていないがもっと答えに近いもの
    ビジネスマンに必要なもの=先見性、決断力、実行力仮説思考の対極は網羅思考
    日常からだから何?と考える
    なぜを繰り返す

  • コンサルタントって特に答えを求められる職業なので仮説は必要なんだなあ

  • ・相手のメガネをかけてものを見る

    ・枝葉ではなく幹が描ける人間になろう

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授。東京大学工学部卒業後、日本航空入社。在職中に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。その後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社。同社のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデントを経て、2000 年から2004年までBCG日本代表を務める。
この間ハイテク、情報通信サービス、自動車業界を中心にマーケティング戦略、新規事業戦略、グローバル戦略の策定、実行支援を数多く経験。2006年度には「世界の有力コンサルタント、トップ25人」に選出。
2006年、早稲田大学教授に就任。早稲田大学ビジネススクールでは競争戦略やリーダーシップを教えるかたわら、エグゼクティブプログラムに力を入れる。早稲田会議創設。早稲田大学ビジネススクールと日本経済新聞のコラボレーション企画『MBAエッセンシャルズ』創設。
著書に『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『イノベーションの競争戦略』(以上、東洋経済新報社)、『異業種競争戦略』『ゲームチェンジャーの競争戦略』『リーダーの戦い方』(日本経済新聞出版)、『意思決定入門』(日経BP)など多数。

「2023年 『アウトプット思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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