課長の時間術

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048394

感想・レビュー・書評

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  • 業務と時間のやり繰りを悩んでいたので手にした本。もちろん、全てそのままとはいかないが、これまで考えていたけど具体化できていなかったことや今後の参考にできそうなことも少なからずあり、検討を深めることができた。

    個人的には、特に
    ・重要な2割の仕事を見極め集中する
    ・時間を奪われる前に自分へのアポイントを優先的に入れる
    ・時間の量ではなく質が問われる
    の辺りは意識をしてみようと思う。

  • 2014/11/6読了。会社の課題図書として。
    以下メモ↓
    『課長の時間術』
    ・WLB、業務効率化、時間管理…言い方様々だけど、短い時間で質の高いものを、生産性高く、ってことだよね
    ・わかってること、実際やってること、たくさんあるけど、どうも時間の使い方が上手にならん
    ◆はじめに
    ・ヒトモノカネ情報時間
    ・時間は自らひねり出すしかない
    ◆第1章
    ・自分へのアポイントを優先的に入れる
    ・スケジュールは15分単位、アポイントは45分
    ・考えずに早くやるべき仕事は始業前の60分にすませてしまう
    →人がいなくて集中できるのはよくわかるけど、、、うーん
    ・集中時間をいかに作るか。課長は部下のカスタマーサービス部門!
    ・やることを決める前にやめることを決める
    →目標設定のときに、やめることもセットで考えてみるとか
    ・量より質
    →そんなのわかってる。実際が伴わないだけで
    ◆第2章
    ・部下の担当する仕事の内容とかかる時間の把握
    ・着手日の確認、徹底
    ・量より質で評価
    →もちろんそうであるべき。ただ質の評価って難しい
    ・早く帰る!
    ・することリストとしたことリスト
    →4象限に分けてもらうか
    ◆第3章
    ・ボスマネジメント!
    ・思考の先読み、行動の先回り
    →上司のスケジュールをカレンダーに反映
    ・わたしが振り回されることで部下を振り回してはいけない
    ・想定内、にする
    ・数字を頭に叩き込む
    ・上司へのホウレンソウは自由に仕事をするためのもの
    ・期待値調整
    ・悪い報告はすぐに!報告してくれたことは評価!
    ◆第4章
    ・人数×時間分の価値があるものなのか
    ・会議の見直し→やるorやめる、スタイル
    →果たしてリーダーMTGはどのスタイルなのか?1時間以内で終えられる?終えるには?→人を減らす?資料を減らす?→いややっぱりスタイル、目的が定まらないとわからん
    ・議事録は簡単に。参加した人が結果について確認できればいい
    →簡単に、とは思うけど欠席者に伝えるには?
    ◆第5章
    ・人生の優先順位
    ・24時間ポートフォリオ
    →そもそもレンタル事業部の割合が高すぎる件。移動と
    生活入れたらほとんど残らんよ?新規開発事業に力を入れようとして効率化しても新しくレンタルされていくのはどうにかならないものか
    ・でも確かに15分毎日コツコツ続けるだけでも違うんだよね
    ・土日6コマ時間割り。確かに土曜の午前はポイント

  • 基本は7つの習慣。

  • 一年前にはこんな本を手に取るとも思っていなかったけど。。書いてあることは至極まっとうだと思う。8割の雑務に振り回されず、2割の重要な仕事にいかに集中するか(メンバーを集中させるか)、というのが肝。そこに向けたTIPSがいろいろ書かれている。

    上とは関係なく、なるほどと思ったのが、ボス・マネジメントに関する記述。部下から見た上司には次の七つの機能があるのだという。
    ・キャリアコーチ(「こうなりたい!」を実現するための相談相手)
    ・アセッサー(仕事の成果や部下の能力の評価者)
    ・トラブルシューター(トラブルの処理役・謝罪役)
    ・スタンパー(GOサインを出してくれる承認者)
    ・ハイパー・プロフェッショナル(ノウハウやスキルを伝授してくれる師匠)
    ・コ・ワーカー(できない仕事を代わりにやってくれるパートナー)
    ・ネットワーカー(仕事上必要な人脈の紹介者)

  • 若くして課長になるようなバイタリティあふれる人にはとても役立つ情報が満載なんじゃないかな。ランチを打ち合わせと兼ねる、とか。
    僕なんかダラケ社員だから、ご飯くらい一人でゆっくり食べたいと思うけどね。

    でも、同じ仕事をするんなら時間が短い方が絶対にいいし、そういう著者の問題意識には共感。けっこう中身は詰まっている本。

  • 2013年7月29日-31日に開かれた全国公立学校教頭会研究大会で「学校運営力を高める処方箋」というテーマで話された株式会社プラネットファイブ代表取締役田中和彦氏の著書。1から4章はミクロの視点、5章は生涯を見据えたマクロの視点から書かれている。講演はミクロの視点を中心に話された。時間術で大切なのはやはり優先順位の決め方だと思った。

  • プレイングマネージャーとして、上司の期待、メンバーのマネジメント、自分の作業と多忙な課長。どのように時間を管理するか、その考え方と方法を書いた本。基本は時間の量よりも質を重視する事にある。
    以下、メモ。
    ●自分にしかできない、未来を作るために、時間をかけて考える仕事
    ●ともすれば、簡単な、手慣れた、納期のある、すぐ終わる仕事を優先させてしまう
    ●スケジュールは15分単位、アポは45分を基本
    ●部下の仕事を奪うと、部下のやる気まで奪う
    ●先延ばしと保留は違う
    ●読んだときに処理し、着手しないなら読まない
    ●4色ボールペン
    ●人は忙しいとそれだけで仕事をしている気になる
    ●上司が居残っているという事実が、部下に長時間労働は良いことだという判断基準を植え付けている
    ●右脳労働と、左脳労働
    ●上司のスケジュールを把握
    ●話す内容はシンプルに
    ●会議の目的によって、進め方を変える
    ●会議で発言しないものは、会議にでる資格はない
    ●人生、1日のポートフォリオを。

  • 速く仕事をするための仕事術の本。

    仕事術に関する本は
    大きく内容が二つに大別できる。

    (1)仕事の心得、考え方、マインドセットに関する内容

    (2)筆者の経験に基づくTipsの紹介

    私は、この手の本をもう何冊読んだ覚えていないが
    マインドに関する内容は
    どんな本を読んでもほぼ一緒である。

    3冊も読めば、巷に転がっている仕事術の心得は
    ほぼ全て網羅できると思ってよい。

    なので、私が仕事術の本を読む目的は
    仕事術のTipsである。

    書店やインターネットで目次を確認し
    私の知らないTipsがふんだんに書かれていそうであれば
    手を延ばすようにしている。

    本書から新たに得たTipsや
    読んでいて思いついた事は計4個。
    まあまあの収穫だ。

    【収穫1】
    スケジュールは15分単位で刻み、アポイントは45分間を基本とする

    私も自分のスケジューラは、15分単位で刻んでいる。
    周囲からは「お前は売れっ子芸能人か!」と言われる事もある。
    さすがに売れっ子芸能人ほどは忙しくないのだが
    もともと私は夏休みの最終週にならないと宿題を始められない人間なので
    わざと時間に追われるようにしている。
    また、時間に制約を設けたほうが自分のCPU利用率が高い。

    しかし、会議やアポイントは1時間単位を基本としていた。
    最初から45分にしておいたら、25%のスピードアップ!
    単純だが面白い発想だ。


    【収穫2】
    会議の責任者を決め、アジェンダと議事録と進行を担当させる

    議事録というのは重要だが
    どうしても書くのに時間がかかってしまう。
    また、会議の終わった後というのは
    やる事がいろいろあって忙しいのが普通である。
    以前に議事録ドリブン 会議が終わったときに議事録は完成してますか?を読んで
    議事録を会議中に作りながら進んだらいいな~とも思ったのだが
    今のところ実現できていない。

    本書を読んで、ああそうかと思った。
    議事のアジェンダがしっかりとあって
    会議の結論を書き込めば議事録になるように
    フォーマットを作っておけばいいのかと。
    会議のアジェンダと議事録が兼務できるフォーマットを
    作ってみようと思った。

    【収穫3】
    納期を徹底させる前に、まず着手日を確認する

    「スタートが1日遅れると、ゴールは3日遠ざかる」

    確かに。
    納期はフォローアップしても
    着手日はあんまりフォローアップしてない。


    【収穫4】
    部下の「することリスト」より、「したことリスト」に着目せよ

    私はスケジューラを細かく刻んでいるのだが
    予定だけでなく、実績を細かく残すようにしている。
    自分の記憶のためだったり
    関係者への間接的な報告のためだったり
    まあ色々な目的がある。
    私に感化されて、私の周りの数人も
    スケジューラに実績を残している。

    将来的には、このスケジューラの実績が
    勤怠入力や作業票入力や、週報作成に連携されたらいいのにと思っているのだが
    現在のスケジューラでも
    データをCSV出力できるので
    ひとまず、月間実績を分析してみようかと思った。
    どんな作業に何時間かけているのか、Excelレベルで簡単に集約・可視化できる。

    家計簿と同じで、月間の実績を一望してみれば必ずや課題が見えてくるはずだ。
    うまくできそうであれば、自グループ内で展開してみたい。

  • 「緊急度が低く、重要度が高いタスク」
    そのようなタスクはどうしても後回しにしてしまいがち。

    自身の実績を洗い出してみた所、
    それに費やしている時間が余りにも少ない事に気付いた。

    自分以外ができることは人にやらせるのも大事。

    時間管理本として初めて手にした一冊。

    課長だけでなく、中間のポジションにいる人にお勧めの本。

  • 「15分を1コマで考える」「土日を6コマ」など、なかなか面白かった。特別なことは書いていなかったけど、普段自分にできていないことが多くあることに気づかされた。少しでも自分に取り込むことにより生産性を上げていきたいと思いました。

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著者プロフィール

(たなか かずひこ)日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科(通信教育)准教授。


「2022年 『新版 社会人のための社会福祉士』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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