- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569678405
作品紹介・あらすじ
40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。"いいとこなし"に見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。「結婚しないの?」と聞かれた時の答え方、圧力鍋との15年戦争、父のゴミ分別の不可解なルール、朝はなぜ眠いかについての考察など、日常の出来事に無駄な妄想で切り込んでいく。読んでも何の役にも立たないけれど、思わず笑いがこみあげて、不思議と元気が出てくるエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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遅ればせながら笑いました。まったく知りませんでした。椎名誠に出会ったときを思い出しました。
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おもしろかった!通勤電車で疲れた頭で深く考えずに口元ゆるっとなりながら読める。2冊目購入。最近つかれてるんかなー
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久しぶりにとても面白いエッセイに出会えました!
日記をこっそり読んでるような、ツイッターを見てるような、そんな感じ。
エッセイ後の「もう一言」がオチとして最高です。
周りにこんな人がいたら毎日楽しいんだろうなーと思いながら、毎ページ笑って読んでました。
また買います。 -
ラ○マにて購入。
タイトルが気になり北大路さんの別の本をブックオフで購入し、それはそのまま積ん読に。
知らない作家さんだけど買ってしまったー!ってなり、どんな方か気になり検索したら何冊も本を書かれている上、評価が高い。
で、気になり何冊かフリマアプリで購入した内の1冊。
最近はエッセイばかり読んでるけど、こんな作家さん初めてだなぁと言うのが第一印象。
面白いのは勿論だが読みやすい上に、筆致力が強いのかグイグイ引っ張られる。
どの本の評価のコメントか忘れたけど、「最後は何も残らない。でも面白い」って感じのがあったけど正にソレ。
気軽に読めて笑えて最高だ。
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生きてても良いよねって思える本。
緩く笑えて、なんにも考えずに読める。
巻末の恩田陸さんの解説までも、
いい緩さで良かった。 -
笑える本であることは、確かなのだがそれ以上の効果がある気がしていて、それは何かと言われれば、本書は勇気を貰える本ではないかと。
ストレスだらけの世の中で、気付けばがんじがらめになっている事も多いなか、北大路公子さんの自己開示丸出しで、最初からストレスと戦う気もなくて、結果、ストレスのほうが相手にしなくなって不戦勝みたいな、ちょっと意味が判らなくなってますが、とにかく、こっちが普段気にしているようなことが本のタイトルになっていますが、あなたの日常読ませてもらったら、どうでも良くなったわ、ありがとう。という、感じの本です。
珠玉のエピソード「あまのにゅう」は必読。 -
深く考えずに読めて楽しめるところが好き。油断してると、グフッと笑ってしまうので、要注意。
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もう気にならなくなった。
公共機関で読むのは周囲の目があるからと、北大路公子さんの本はいつ読めばいいのか問題。
諦めた。いいや、変な人と思われても。
だって面白いんだもん。
笑っちゃうもん。
今回も面白かった。初めての文庫本を後回しにしてしまったため、家族構成や餅好きのお父さんの事は知っていたが、知ってても更に面白い、、
どこまでも面白いです -
こんなにも理想的なグータラ生活を送っていらっしゃる北大路公子さんはどんな人なのだろうと思ってググってみたが、残念ながらご本人の写真はなかった。代わりに、ツイッターで「餅を食べてやった。はっはっはっ!」と呟いていたのを見つけてものすごく好きが増した。自虐ネタは寒くなりがちだけど、この人のは純粋に楽しめる。