- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569709888
作品紹介・あらすじ
世界中の建設用クレーンの半分が集中しているといわれたドバイでは、不動産バブルがはじけ、経済は沈滞、労働者の解雇も進められた。数々の巨大プロジェクトは休止・延期。世界同時不況もあり、ほかの湾岸諸国の経済も悪化している。しかし、将来を期待させる材料も多々ある。サウジアラビアの人口増加による住宅不足は、不動産・建設業界にとって魅力的だ。カタールは天然ガスの大輸出国であり、アブダビはドハイを反面教師として安定した経済成長を目指している。現状から、湾岸経済の今後をうらなう。
感想・レビュー・書評
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小説じゃないからストーリーが必要ないってわけじゃないんじゃよ…。著者に明確な意思がないので、情報が断片的で全体としてのつながり、統合性がない。毎章毎節同じ内容の繰り返しで、文章量に対する情報量が少ない。ソースも基本的に大本営発表の内容そのままで、何を噛み砕くわけでもなく、反論を挟むなんてあるはずもない。"地理"でも"歴史"でも"経済"でも"政治"でもなく、"社会"に分類すべき一冊。
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ドバイ行ってみたいと思っていたので読んだ。知っている状態でドバイに行くと印象も変わると思う。
今はアブダビの方がアツイらしいけど。 -
ドバイでは政治的権威主義体制のせいか、人々はなかなか本音を語らない。
ドバイのブームが去ってからはアブダビが湾岸のプロジェクトの中心になっている。 -
湾岸諸国とはどんなところで歴史はどうか、興味深く読んだ。
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バブル崩壊後のドバイやアラブ諸国の現状と未来への期待を滲ませた本。アラブ圏へのとっかかりとして読みには良いが、同じ内容の繰り返しも多いのが残念。