児玉清の「あの作家に会いたい」

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  • PHP研究所
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569770048

感想・レビュー・書評

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  • たくさんの作家さんに児玉清さんがインタビューしたのをまとめた本。
    一人一人のインタビューは短いですが、沢山の作家さんへの見聞を広めるにはいい一冊です。
    作家を志している人とかは、インタビューを受けている人と作家としての意識が違ったりはたまた同じだったりして、そういうところも楽しめるんじゃないかなと思います。

  • 大崎善生 パイロットフィッシュ
    森絵都 雨に舞い上がるビニールシート
    上橋菜穂子 獣の奏者
    万城目学 鴨川ホルモー プリンセストヨトミ
    菊池寛 恩讐の彼方に
    藤沢周 心中抄
    真保裕一 追伸
    丸山健二 水の家族
    川上弘美 風花
    北方謙三 逃れの街(三浦知良がブラジルへもっていった)
    山本兼一 利休にたずねよ 白鷹伝
    北原亞以子 父の戦地

  • 海外ミステリーに造形深く、小説選びの参考になった。

  • 今を時めく25人の作家一人ひとりを対話形式でインタビュー。作家さんの子供時代の様子や、執筆時の心理・信条などが語られています。
    短くまとまられているので、若干物足りなさはあるものの、サクサク読めて次に何を読もうか迷った時などにおすすめ。
    とにもかくにも、児玉さんの守備範囲の広さと記憶力は、尊敬ものです。

  • ホンモノのホンヨミである児玉さん、話を聞く姿勢が素敵すぎる!読んでいない本もさらっと認めて話を請う。教養人!作家陣も豪華だった。桜庭一樹とか有川浩、読んで見よう♪

  • ブックレビューの司会を長く務めてきた著者が25人の旬の作家たちと交わ
    した本をめぐる対話集。エキスだけを切り取った感のある短めのやりとりだからとても読みやすい。端的なタイトルとそれぞれのオススメ本が載せてあるのがよい。北原亞以子の本だけが未読。

  •  実はこの本、以前からときどき読んでまして。再読です。
     読書の大好きな児玉清さんと、日本の精鋭の作家さんとの対談集。
     児玉さんは、どの作家さんの作品もしっかり読み込んでいて、深い対談になっています。

     オイラ、作家はまり読みというか、気に入った作家さんの本は次々読んでいくんですね。ちょっと前は万城目学さんとか、三浦しをんさんとか。今は有川浩さんをローラー作戦読書中。

     で、児玉さんの対談でその作家さんが出ていると、後から繰り返し読んでいくわけです。
     やっぱり、読了する前と後では感じるものが違うわけで。

     今回は有川浩さんメインで読んでみましたが、自分が感じていたことと似たようなことを児玉さんや有川さんが語っていたことは何となく嬉しくて、心の中で思わずガッツポーズなのです。
     有川さん自身は、自分はライトノベル作家だと仰っていましたね。

     これからも何回も読んでいくように思いますが、その度児玉さんの知識の豊かさ、懐の深さに感動するんだろうなあ。

  • 物足りなかった
    人数は多くなくて良いからもっと深い対話が読みたかった。
    と思ってみるとPHPの連載の収録だった。
    始めからちょっとした読み物としてだったようだから仕方ないのかも

  • 登場する25人の作家陣が、豪華。
    ファンが訊いてみたいことを、どんどん引き出してくれる。
    人数が多く、ひとりに割くページ数は少ないのに、内容が濃く、充実している。
    作家のファンとして、同じ読書好きとして、とても楽しい対談。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-1604.html

  • 無類の読書好きであった児玉さんを知る人には、生前の児玉さんを偲ぶ意味でも楽しめる内容だが、作家との対談と言うには短く、サブタイトルの『人と作品をめぐる25の対話』というのはなかなか言いえて妙という感じだ。 

    月刊誌PHPに連載されていたものをまとめて単行本にしたようだが、私にとっては、先述の児玉さんの人柄を偲びつつ、作家との対話を児玉さんと同じように楽しめた本だった。

    児玉さんのインタビューによって、作家になろうとする意思の芽生えや、書くということに対する作家の想いが垣間見えたところが印象的だった。

    自分のお気に入りの作家も数人いて、興味深い内容の話に触れることができたのは良かった。

    それにしてもこの装丁(装画)は悲しいほどお粗末なのがなんとも・・・。

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