バイバイ、ブラックバード

著者 : 伊坂幸太郎

• 双葉社 (2010年6月30日発売)

感想・レビュー・書評

[みおさんの感想 · 2011年7月14日]

星野ちゃんと繭美、すごいいいコンビ。笑

後半は、2人の掛け合いが面白かった。

最後の繭美の、キックする、キックするは、なんだかじーんときた。

あの5人の女性の中だったら、有睦子が一番好き。
パンになりたかったのところも、こっちも泣きそうになった。

伊坂さんの作品は、読んでるとにやけてしまう…w

星野ちゃん、結局どこ行ったんだー？

それが分からないのが良いんだろうけど、やっぱ気になる。

これから出る伊坂さんの作品に、リンクで、星野ちゃん出てきて、バイバイ、ブラックバード、出来るといいな。

[Ellie さんの感想 · 2011年7月13日]

星野くんが何処かに現れて欲しい。

[suさんの感想 · 2011年7月13日]

続きがかなり気になる終わり方のため、ちょっと不完全燃焼でもある。が、各章似た様で異なる物語のようで、個人的には好きです。

[ナツさんの感想 · 2011年7月11日]

何股もかけてる男なんてサイテ～！なはずなのになだってこんなに憎めないんでしょう。
それは一人ひとりに真剣だからなんだろうなぁ。
どの子に対しても申し訳ないと思いつつもどの子も真剣に好きなんだろうから相手にその思いが伝わるんだよね。
バスも目的もなんだか分からなかったけどただ星野君と繭美の先をもうちょっとだけ見たい。

でも未完の作品から端を発したならこの終わり方がいいんだろうなぁ。

[kenken1967さんの感想 · 2011年7月5日]

特に有須睦子とのエピソードが良かった。
話の終わらせ方に異論もあるかと思うが、私はこれもありかもと思った。

[hana1124さんの感想 · 2011年6月27日]

5股男と戦車の珍道中

[タカさんの感想 · 2011年6月14日]

最後に５人がそろって出てきたら、もっと楽しめただろうに。

[ぱぱいや33さんの感想 · 2011年6月13日]

長い間待ってようやく順番が来た。面白かった。連作短編集。特に2人目の母と子のやつが好き。海斗君の名刺交換のくだりがとても好き。こういうのを読むとやっぱり子ども欲しいなとちょっと思う。こういう面白い、かわいい存在と一緒に生きれるなんて。不知火刑事といい、結構笑えるところもあって、さすが伊坂幸太郎。５股なんてすごいとしか言いようがない。パンになる、というくだりも良かった。あのロボットのようなマネージャーも泣く、ってとこが良い。ほんとに女優とこんなことになってたらすごいなー。どうやって閉めるんだろうと思ったけど、はっきりしない終わり方はあまり好きではない。あまり印象に残らない話かも。

[kyasmacさんの感想 · 2011年6月12日]

太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。

読み始めた頃の　繭美には嫌悪感すら抱いてしまう。
「は？なにこの女」となってしまうが、読み進めていき、読後はなぜか　いとしく思ってしまったりした。
1回目にはあまり良い印象を受けなかったが、再読してみたら　心があったまるようなものが残った。

[asahiiiiiさんの感想 · 2011年6月11日]

草食系？５股男と、マツコスーパーデラックスの連作短編集

著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。