図書室のキリギリス

著者 :
  • 双葉社
3.51
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本棚登録 : 1079
感想 : 168
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238235

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれ、たまたま手にして借りた本。
    他の作品を読んだことがあったので、やや期待して。
    んー途中で止めてしまった。
    友達のコネで面接を受け、どうしてもやりたい人達を差し置いて受かり、仕事にやりがいを感じていく主人公。
    読書好きなのが採用された理由なのかな?

    前任者を探し出したり(あっさり見つかる)、特殊能力を使ってみたり、なんだか話がどれも中途半端な感じ。
    前任者もかなり本は好きだったが、なんちゃって司書の歯がゆさが耐えられず辞めた、という話を聞いてもなんとも思わないどころか、やる気に燃えた?そこはよくわからない。

    最後の方に元旦那が出て来て、やり直そうとか言っちゃってたけど(ちゃんと読んでないけど)、なんだそれ、って感じ。

  • なんとも毒にも薬にもならない感じ。
    できすぎ感がハンパないのと、最後は両立できるのでは??

  • 読書離れや学力のために学校に司書を、という話は現実にも出てきているが、それが上から言われて形だけで配置されてはいけないと思う。子供にも働く人にとっても、もっと司書の地位をあげるべきなのではと思った。紹介されている本を読んでみたいと思った。

  • 大好きな本がいっぱい出てきます。
    本にまつわる謎も優しい感じで図書室の空気感伝わります。
    ただ三年間ほったらかしで電話でもう一回やり直さないか、とか言う奴だけはありえないぞ。
    本があれば幸せなのです。

  • 図書館で気になって手に取った本。
    高校の学校司書になった主人公のはなし。
    舞台が図書室だけあって、本にまつわるエピソードがあってとても楽しく読めた。
    本好きなら1度は司書や書店員になりたいと思うのではないかな。
    私もやってみたいと読みながら何度も思った。

    そして思ってもみなかったのだけど、北海道や釧路や北方領土にまつわるエピソードが出てきたり、「アンのゆりかご」が朝ドラになったらいいのに!なんて言葉も載ってたりしてにんまりしました(初版は2013年なのでまだドラマは放送してませんでした)

    本好きの方にぜひ1度読んでもらいたい作品です。

  • なんちゃって司書っていう言い方が面白いなぁ。私もなりたい。
    永田さんとの絡みがもうちょっとあればいいのになって。

  • かなりおもしろくて、一気読み。高校の学校司書の現実と問題点はリアルだと思う。それでも「なんちゃって司書」の主人公の奮闘ぶりが楽しいし、本にまつわる謎解きもおもしろい。

  • 図書館司書が、憧れの仕事である私には、垂涎もののお話でした。詩織さんとシンクロして読み進めました。お気に入りは、大隈くん。たった一冊の本で、あんなに変われるんだ。他の子たちの本との関わりかたもステキです。
    読みたい本リストがふえました

  • 学校司書のマニュアル的な本。
    新米学校司書はぜひ読むべき本だと思う。

  • 前任の永田さんから引き継いだ学校司書。
    詩織がちょっとした謎を解きながら進むお話。

    私は司書資格を持っていて、働いたこともある。
    どこでも大体、年数の縛りがあるから
    また図書館で働きたいと思っても、
    思いとどまっちゃうんだよね。
    図書館で働ける詩織がうらやましいな。

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