- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238235
感想・レビュー・書評
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読書会で『赤毛のアン』の訳者の伝記を取り上げ
「朝ドラにするといいと思う!」
と提案していた女生徒がいたが、
なったよ、と教えてあげたい(2014.前期)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校の図書館司書に採用された女性の周りで起こる、
本にまつわる謎の物語。
3冊の本を関連付けて紹介するブックトークや
1冊の本を読んで話あうブックテーブルは実際にやってるのを見てみたいです。
「アンのゆりかご」は非常にタイムリーでした。 -
高校のなんちゃって司書になった詩織と、高校生の本に関するやりとり。展開が強引なところもありましたが、本好きにはとても面白かったです。
2014年6月24日 -
本を読む人に読ませたい本です。
本を読まない人にではないのかと言われそうですが、自分はそう感じましたということで。
資格などはないけれど高校の学校司書として雇われた主人公が、図書委員の子供達との交流など…
まあ、あらすじ言っても仕方ないですね。
作中人物が自分の好きな本を薦める、読んで感想を言い合う、などといった内容にいちいち引き込まれました。
読んでみたいと思う紹介っていいな。
自分もいつぞや本を薦める文章を書いたことがありますが、自分で読んで感銘も何もない文章になってしまった。
自分が本を好きじゃないからなんでしょうか。
読書は好きですけど、本はわりとどうでも。
最初この本を手にとってぱらぱらっとめくったときに、主人公の詩織がものすごく蓮っ葉な人かと思ったんですよね。
で、一旦棚に戻したことがあって。
実際は全然そんなことはなかったわけですが。
もし同じ感じで読むのを辞めた人がいたら(あまりいないと思ういますが)ぜひ読んでください、と。
ところで、作中で村岡恵理の「アンのゆりかご」を朝ドラにして欲しい!という話がありましたけど、まあつまり2014年現在の朝ドラなわけですが、初出の2012年にはもうその話は出てたのかな。
ヒロイン決まると結構前から情報出るし、もう話には出ていたのだろうなあ。 -
これを読んで、図書館で仕事するのもいいかも知れないな、と将来への可能性の一つを見つけることができました。
ただの読みものじゃなくて、人との関係や思いを作ったり繋げたりしてくれる本との出会いは素敵だと思いました。 -
面白い!続きが読みたい!
主人公の触れたものの気持ちがわかるという特徴が、話の中で大切な役割を果たしていて、いい流れができてた。
前向きになれる。 -
3年間行方の分からなかった夫と離婚して、学校図書館のなんちゃって司書になった詩織。生徒たちや前の司書の永田さん達と触れ合いながら、ちょっとした謎解きやら図書館の企画やらで、みんなが成長し変わっていくのが微笑ましくて良かった。作中人物の興味を持つ本がいろいろ気になってそれも良かった。
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2014.4.11
最初は主人公の詩織に共感できず、戸惑ったが学校司書として成長する姿がよかった。ブックトーク、ブックテーブル、ブックマーク、面白かった。詩織の特殊能力はなんのため?作者も忘れてしまったのではないかと思った。 -
学校図書館でも公立図書館でも本採用は極少ない。期間契約ではなく時間をかけて本物のプロを育てて欲しい。