結婚相手は抽選で (双葉文庫 か 36-5)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575516845

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  • 『結婚相手は抽選で』
    フジテレビ/毎週土曜放送
    2018年10月6日から

  • 少子化対策の為に、政府が抽選で結婚相手を決める。お断りは2回まで。
    ありえんやろ~と思いながらも、そのうちにお馬鹿な政治家が本当に言い出しそう。
    結婚問題の裏にある、娘離れできない母と、その母を重荷に思う娘との関係。
    子供が適齢期を逃す原因のひとつに、親問題があると思う。

  • 読みやすく面白いのだが、何か物足りない気がした。うまくいきすぎだからだろうか……。

  • 説明
    少子化対策のため「抽選見合い結婚法」が施行されることになった。相手が気に入らない場合は断ることができるが、三回パスしたらテロ撲滅隊送りになる。だが、この強制的な見合いに、モテないオタク青年は万々歳、田舎で母親と地味に暮らす看護師は、チャンスとばかりに単身東京へ。慌てて恋人に結婚を迫るも、あっさりかわされてしまう女性もいて…。それぞれのお見合い事情をコミカルかつ、ハートウォーミングに描いた長編小説。

  • 単行本刊行時はブラックジョークですんでいたが、今は妙なリアリティが出てきている。楽観的な解説に薄ら寒い思いも禁じえない。

  • タイトル買い。残念ながら当たりではなく。
    結局何だったのかよく分からない、という印象しか持てなかった。
    設定とか題材は面白そうなのに残念。
    160422

  • 少子化対策に適齢期の男女を強制的に結婚させようと、抽選でお見合い相手を選んでいくという、あまりにもあり得ないだろー!という設定。
    でも母親が重い女性、オタク男子などが否応なく結婚に向き合う姿が面白く読めた。

  • 身に詰まるお話でした。

  • 日本国懸念の少子化対策として、「抽選見合い結婚法」が施行された。三人断ったらテロ撲滅隊送りという厳しい措置。モテないオタク青年、プライド高い美貌のアラサー女、地方で燻る地味な看護師の人生が、結婚観がこの法律で変わっていく。
    垣谷さんお得意の「if小説」。自分がもしこの設定の世界に生きていたらどうするかと、考えずにはいられない。

  • タイトルからあらすじ、展開までも多少分かる、現代社会ローファンタジー。
    この抽選に参加する男女が順繰りに登場する。
    抽選→結果→その後、という三つの段階を丁寧に描いているので、エンタメとしての面白さはあった。
    もう少し、パンチの効いた展開や登場人物があってもよかった。つまらないわけではない。
    2+

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著者プロフィール

1959(昭和34)年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005(平成17)年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。

「2023年 『うちの父が運転をやめません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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