あなたのゼイ肉、落とします (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522822

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生に集中し、全うしている人は美しい。

  • 心のぜい肉も落とします。
    のフレーズ沁みた〜。

    食べ物、食事も当たり前だけど、
    心が健康でないと痩せない。
    心の持ちようで事がうまく進むようになる。
    上をむかせてくれる小説で、元気が出ました。

  • 小萬里さんのズバッと感が爽快な作品でした。
    ダイエットを始めたばかりの私に何か刺さるものがあればと思って読み始めた作品。
    1作目の乃梨子(49)のお話が一番身に染みました。自分の人生は自分の物、自分を大切にいつまでも元気にいられる人生を私も目指さなくては。今日も筋トレ、頑張ります!!

  • 前作を読んでいないまま読んでみたらとても気に入った。
    前作を早く読まなくては!

  • ダイエット本ではなく小説

    タイトル的にあまり期待せずに読んだからか、読みやすくておもしろかった!
    先入観よくないです

    前作の片付けに関する本も読んでいたので、分かった時に「あぁ!なるほど」とも思ったがストーリーに関係するほどじゃないので読んでなくても楽しめる

    最後の小学生の話はほっこりするし、いい話だった

  • ダイエットの話なのですが、生活習慣を変えるアドバイスに加えて心の持ち様を気づかせて少しずつ本質に近づいていくことで自分で問題点を変えていく。
    第一話のワーキングマザーの女性のお話は子育て期の自分と重なった。やることリストなんて必要なしと今なら思えるけど子どもが小さい時は日々をこなしていくだけで精一杯だったなぁと。子どもが大きくなったら自分優先と気づかせてもらって良かったね。
    元宮家の女の子の自立の話、小学生男の子のお話といい周囲の大人に恵まれると子どもって成長しますね。頼り頼られる関係を築きたいものだ。
    コマリさんのキャラクターが際立ってて良いです。

  • ダイエット本が大人気の大庭小萬里は個別指導を行なっていて「心のゼイ肉」も落としてくれるという。
    小萬里はダイエット指南もするが、依頼者に心情の変化をもたらし、前向きになるのが読んでいてスッキリした。最後の男の子の話が好き。

  • 垣谷先生初心者です!以前から絶対面白いんだろうなと思いながらなかなか手が出なかったけど、ダイエット中なのでおやつの代わりに手が伸びました。

    私は「三千円の使い方」が星5を付けたくらい大好きなのですが、その時の帯にはもちろん垣谷先生推奨の文字がありました。

    文章力はもちろん、登場人物の肉付け、ノンフィクションかと思うような没入感、そして境遇は違うのに共感してしまう心の動き、そこにハッとさせられる大庭先生の言葉たち。

    最後は涙しました。
    最近「読んでよかった!」と心から思える本が少なくなった。ついその場のスリルや心のドキドキが欲しくてミステリーに手を伸ばしがちなのだけど、本当に自分が読みたいのは、日常や自分のリアルに寄り添ったテーマなのに、どこかファンタジーで、でも現実を明日から生きていく時に活力になる小説なのだなと思いました。

    垣谷沼にしばらく浸かることになりそうです!

  • オオバトマリの妹
    オオバコマリさんのお話
    お片付けのお話が面白くて、続けてゼイ肉落としますと読んだ。
    ダイエットの話もされるけど、生活や性格、環境を変える話をしてくれる。
    最初の話の中年の奥様のお話。
    家族に頼るってことがやってみると簡単で太っていることよりも筋肉があって運動することが大事って改めて感じました。

    気付き
    太ると言うことにも意味がある。
    ストレスも大きいし、環境もある。
    無理をしないこと。ストレスを溜めないこと。
    もう一回考えてみたいと思った。

  • 爆笑しながら読み進められて、
    そして、爽やかな読後感を得られました。

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著者プロフィール

1959(昭和34)年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005(平成17)年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。

「2023年 『うちの父が運転をやめません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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