- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582834062
感想・レビュー・書評
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2014暮れから読んでいました。
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初木内昇。物語が時代を経て少しずつ繋がっていくのが凄く素敵だった。1番最初の染井吉野のお話と世間から、向かいの奥さんから隠れて乱歩を読む不惑男の話が好きだった。2011/329
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内田百間、江戸川乱歩、永井荷風、そして東京へのオマージュ。懐かしさを感じさせつつ、懐古趣味ではない。良書。
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少しずつリンクしている短編集。
自由きままなその日暮らしの中年 関わりたくないと思っているのにどんどん行動が裏目に出て隣人が近づいてくる「隠れる」、年老いた母親とその娘の話「てのひら」が印象に残った。
どの話も少し暗い印象がある。「てのひら」はなんか悲しくなった。 -
短編連作集。
江戸から東京へ、情緒豊かなきれいな本でした。 -
幕末から昭和まで、少しずつ時代が進んできて少しずつ登場人物がリンクしている短編集。出てくるのが馴染みのある地名なので「あ、あの辺ね!」っていう楽しさが。
どれも不思議な余韻のあるお話でした。 -
木内さんの本はやっぱりいいですね!
幕末~昭和初期の短編集。それぞれどこか話が繋がっていて面白い。
そして切ない。
どれも好きですが、特にいいなと思ったのは【隠れる】。 -
短篇集。江戸から東京を舞台に、すべての話が時代を跨いでどこかで繋がっていて、読み進めると面白い本。話しひとつひとつはそれとして終わっているので、繋がりを知っているのは読者だけ。