- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582836516
感想・レビュー・書評
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軽い気持ちで読み始めたら、思ったよりきっちりした研究の話で面白かった。形式は様々でもこれだけ長い付き合いなら、日本人は温泉が好きでも納得だと思う。湯治としての利用は期間が必要そうでなかなか難しいが、いつか一回やってみたい気持ちになってきた。
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ふむ
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ミニコメント
国際的な温泉学者が温泉のすばらしき効果を科学的・歴史的に解明
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/597188 -
温泉で抗酸化力高まる(週2>週1、湯治後)
山口県長門市の俵山温泉(アルカリ)は美肌
HSP(舌下温度38.3以上)→シワができない、血糖値↓、鬱では減っている、炎症↓、中性脂肪↓、シミシワ↓
抗酸化作用で紫外線による肌の酸化や炎症を防御、抑制
弱アルカリ性が肌に良い
血液が酸性に傾く:肉、乳製品、脂肪、動物性タンパク質
唾液の分泌とともに若返りのパロチンが作られて血液中に取り込まれる
温泉で唾液が酸化から還元される -
本としてはもともと連載をまとめたものらしく、構成の妙はなく軸もみえない。しかし、知識として役立ったことはある。
・科学的にも温泉は抗酸化作用がある。
・ただし、濾過循環方式の塩素殺菌温泉はもってのほか
・劣化した温泉よりは薬湯のほうがまし
・美肌効果が高いのは「弱アルカリ性」「ぬるめの湯」
・西川義方は、「湧出しているその現地で、湧出したままのものを、なるべく早く用いること」と心得を説く。
・温泉については出雲国風土記に初出(1300年前)
・神道(禊)と仏教(沐浴)が温泉を身近に
・効能があるゆえに、重病者が訪れ、結果死ぬこともあり、生と死の境目の幻想的イメージが生まれた(泉鏡花のイメージもうなずける!)
・江戸時代から一日2〜3回の入浴が是とされていた
・家康は熱海の温泉が大好きだった
・江戸時代の温泉学の大家は、後藤艮山、香川修徳 -
50歳位迄は、マイ桶持参でwよく温泉を楽しんでましたが、最近はすっかりご無沙汰しています。松田忠徳さんの「温泉はなぜ体にいいのか」(2016.11)を一読しました。温泉のいろんな成分が体に効くんだと思いますが、私は、リラックスして心が洗われることが体にもとてもいいんだと思っています(^-^) 湯治場でのんびり過ごすのもいいですね!
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実は長風呂が苦手です。なので「お風呂には入らないんですよ」と言うと、時々怪訝な顔をされます。「お風呂に入らない=シャワー主義」ということなんです。笑
でも、改めて「温泉」について調べてみると日本人の生活と切っても切れない関係なのですね。なので、これからは時々はお風呂にも浸かろうと思います。
そして、来春発売に向けて本を執筆中です。日本人が知っているようで知らない日本文化について本です!本を読む側から、まさか自分が書かせて頂ける立場になろうとは!?猛烈に原稿書いてます! -
秋田県秋ノ宮温泉郷の「鷹の湯温泉」の深湯
「立ち湯」に入りたい。
岩手県鉛温泉の「藤三旅館」もチェック。 -
山口県俵山温泉