かたあしだちょうのエルフ (おはなし名作絵本 9)

著者 :
  • ポプラ社
4.10
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本棚登録 : 995
感想 : 106
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005361

感想・レビュー・書評

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  • わかくてつよくて大きなだちょうのエルフは、
    草原にすむ動物の子どもたちの人気者でした。
    ところが、ある日、子どもたちをまもるためにライオンとたたかって、
    たいせつな片足をなくしてしまいます。
    はじめのうちこそみんなしんぱいして、
    食べ物をとどけてくれたりしましたが、
    日がたつにつれてわすれられていき、
    とうとうエルフはひとりぼっちになりました。
    しかしその後、こんどは黒ヒョウがおそってきたのです。
    エルフは、にげおくれた子どもたちをせなかにのせると、
    さいごの力をふりしぼり、黒ヒョウにたたかいをいどみます。
    そして、

    エルフは子供達の笑顔に生きがいを感じ、
    最後まで精一杯子供達を愛した。
    そんなエルフの愛を受けた子供達はきっと他人を傷つけることなく、
    おもいやりのある大人に成長するでしょう。

    お子様に限らず、大人の方にも
    是非読んで頂きたい本です。

  • 子どもたちがとても興味を持ってみていました。

  • 今のボクを作った原点のような本です。(大げさかな)

  • うわあーあ

    だちょうってこんな強いの・・?(ドキドキ)

    強くてやさしいだちょうのエルフがライオンと闘って片足をなくしたら
    みんなからも忘れられてしまって(つらすぎる)
    最後には片足なのに黒ひょうと闘ってみんなを守って木になりました

    うーん
    なんというか
    現役を退いたヒーロー(スターとか人気者?)って
    けっこうこんな感じなのかなーみたいな

    胸にきました。

  • 決してとっつきやすい絵とは言えないのだけど子供のうちに知ってほしい、とても大切なことを教えてくれてます。友達を大切に思う心、弱いものを守ろうとする心。本当の勇気、心の強さとは。「友達」や「他人」を意識するようになる5~6歳くらいから(上はいくつでも!)の子に、ぜひ読んでほしいな~と思います。

  • 教科書に載っていた物語。
    一番心に残ったお話。読み聞かせで 思わず泣いてしまいました。 

  • 2004/2/6ぽえむ  2006/5/31ぽえむ 2007/5/29ぽえむ

  • この絵本と出会ったのは、幼稚園の頃。
    他の絵本に比べ、ちょっと違った雰囲気が気になり、祖母に買ってもらいました。

    本を読むと絵はもちろんですが、内容も今までと違う異質な内容。
    当時の私はエルフを取り巻く動物たちの無情さに、とても腹が立ちました。
    しかし大人になった今、エルフの生き方を悲しいと思いつつも、なぜかその生き方に魅かれる自分もいる。
    お子様に読み聞かせるのもいいですが、大人にも読んでほしい絵本です。

  • エルフは大きくて強い立派なダチョウ。エルフは子供たちと遊ぶのが大好きで、みんながエルフの事を大好きだった。そんなある日、ライオンが襲ってきて、エルフは子供を守る為に必死に戦う。なんとかライオンをやっつけることがはできたが、エルフは片足を食いちぎられてしまっていた・・・・。

    子供がなかなか自分から読まなかったので、私が半ば強制的に選んで読みました(笑)その割には、三人とも(6歳・3歳・1歳)ちゃんと聞いてました。最後の方ちゃんと理解できてるのかどうかが、疑問なので評価は低めですが、話自体はとてもいいと思うので、また期間をあけて読んでみたいと思います。

  • とっても好きな絵本です。
    エルフが最後木になってしまうのが、悲しいだけでない、強さとか温かさをかんじさせてくれるところや、子どもたちを何の見返りもなしに守ろうとするところがとにかく好き。読みながら泣けてきます。何回読んでも。高学年になったらぜひ一度は読んでもらいたい本。

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