私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591136201

感想・レビュー・書評

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  • ジェーンスーさんをはじめとする未婚のプロたちの楽しそうなこと!小気味よいジェーンスー節が炸裂です。
    自由と仕事と収入と同じような未婚のプロの女友達がいれば、そりゃ結婚しないよね。しない方が楽しそう。独身は麻薬なのが伝わってくる。
    プロポーズされないっていう自虐のテイで楽しさを謳歌している本のようでした。自分最優先でいることにプライオリティーを置いていて、恵まれた状況にある人は未婚のプロの道を進むよね。
    私は結婚したけど、ま、幸せだけどね。自分以外に優先する何かがあるのもまた良しと思うし。逆に未婚のプロを謳歌できるほどの仕事もお金も環境もなかったとも言える。私の場合は結婚して正解。
    色んなあるあるに、わかるー!と笑いました。男の人のめんどくさいプライドや意外とデリケートで傷つきやすいところとか。
    自戒の念も込めて”あぁそうだなぁ”と思ったのは、親しい女友達にしないことは男にもしないということ。女友達には気を使って絶対にしないことを彼氏や夫には平気でやってしまう…。あるな。反省しました。

  • 思いやり

  • 2022年8月24日読了。40歳を過ぎた、独身のプロを自認する著者が友人と考案したという「結婚できなかった101の理由」を列挙、同じ轍は踏んでくれるな、と未婚の女性たちに痛々しくコミカルに警鐘を鳴らす本。あるあるエピソード集ではあると思うが、結局「相手に理想ばかりを押し付けるな、自分が現状維持したいのに相手にばかり変化・愛情を求めるのはアンフェア」「男女の違いを理解せよ」「男からのアプローチが欲しいのであれば待て。相手を誘導することは傲慢だし察知される、察知された瞬間相手は萎える」「重要なことは『私はこう思う』と自分主語で冷静に伝える」と当たり前のことを当たり前にやってこなかった、がゆえに今がある…という後悔。なんでそれでやってこれたかって言うと、仕事も充実していい友人もいて、愚かな恋愛を笑い飛ばすパワーが本人にあったからか。「私も大概な未婚のプロだがまだあきらめていないし、みんなもがんばって」という正直なメッセージは清々しい。でも、妙齢の女性たちにこのような苦しみを与えているのは我々男の特性のせいでもあり、申し訳なくもある。

  • 未婚なので十二分に内容を痛感した
    未婚はジャンキーなんですよ。一人暮らし万歳!

  • タイトルとかジェーン・スー(東京生まれ東京育ちの日本人)とか、面白そうなポイントはあるけど、なんか飽きちゃう。面白くもあるんだけど。

  • 男も読んだ方が良い、2/3ぐらいはわかりみで首振り続けてた

  • かなり砕けた文体と構成なのでサクッと読める。
    プロポーズされない(=恋人はできるがなあなあの関係になってしまう、または破局してしまう)女性がやりがちなこと→『仕事で疲れている彼を休日のイケアに連れていく』に妙なリアリティを感じて大笑いしてしまった。

    自分はいわゆる絶食系で、今のところ結婚・恋愛にまったく興味が無いタイプだが、家族や友人との関係に活用できそうな教訓もあった。
    意中の男性にプロポーズされたい女性と、恋愛に興味がなくてもちょっと人間性を拗らせている自覚のある人におすすめ。

  • 未婚のプロとは、という本。半分くらい、共感できました。

  • 2020.10.9

  • 友だちの ブックカバーチャレンジで、見た本を読むの巻。

    未婚プロと ほとんど変わらぬスタンスだわ…と思い至る あるあるな理由たち。刺さる。
    ジェーンさんて、日本人なんだー、とか知る。
    他にはどんな話を書いてらっしゃるやらー。

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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