つみきのいえ

著者 :
  • 白泉社
4.23
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本棚登録 : 2760
感想 : 368
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592761310

感想・レビュー・書評

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  • "大人になって読みたい絵本"としてブクログで紹介されていた本。
    絵が柔らかくて色合いがほっこりする。いろんな家の形があってみるたびに新しい発見がありそう。海に沈んでいく家の上に、また新しい家を建てて住み続けるおじいさん。積み重なった家の分だけ思い出がある。孤独のように見えるけど、おじいさんにとっては幸せなのかも知れない。
    221019読了、図書館本。

  • 目の前の人には今見える姿だけでなく、積み重ねてきた過去がある。どう積み重ねてきて今に至るのかを考えるようになった。

  • 大人向けの絵本という印象。
    世代に渡り、家族の歴史と思い出は紡がれていく、そしてこの先もそれは続く、、、幼児や低学年には難しいかなと思いますが、少しずつ読み聞かせて、一緒に噛み砕いていくように、読み進めると、この本の言わんとすることが伝わるのかな、と読み聞かせ方を思案中。

  • 想い出がいまをつくり、いまが想い出になる。
    死ぬまでは生きるという意味。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 海の水が上がってくる町。
    そこで住むために家を上に建てなければいけない。

    「つみきのいえ」という表現が素敵だなと思いました。
    積み上がっていく家それぞれに楽しい思い出、悲しい思い出など色々な思い出が詰まっていて、うるっとしました。
    遠い出来事から振り返っていくのではなく、家とともに近い出来事から遠い出来事を思い出していくのが個人的にいいなと思いました。

  • アニメは観たことあったけど絵本は初めて読んだ。寂しくもあり温かい気持ちにもなる、素敵な絵本。

  • あたたかいタッチの絵でほんわかします。
    家には思い出が詰まっているよね。

  • つみきのいえ
    2歳11か月
    少し内容は難しいと思うけれど、何度も読んでと言ってくる。
    大好きな「おうち」、「つみき」のキーワードがよかったのかもしれない。「このおうちは?」と聞いてくるので興味はある。
    子どもよりも大人向けの絵本だと思う。

    ―親が選んで借りる
    親のお気に入り度 ★★★★★

  • おじいちゃんが可愛いです。
    表紙もうっとりしてて読みたくなります。
    水が増えるのはなぜか気になります。
    最初の家の時、は一番楽しかった時期だったような気がします。

  • ストーリーはせつないですが、読み終わった後にじんわり温かい感情が生まれる絵本です。絵のタッチも優しい雰囲気で好きです。

  • 私は小学生の頃からこの絵本が好き。心が暖かくなる
    一途って素敵だなあ

  • 短編アニメ『つみきのいえ』をリメイク・描き下ろした絵本。
    世界観もストーリーもいい。上がっていく水位に合わせて家を積み上げるように高くしていく。積み上がっていく家は思い出そのもの。

  • おじいさんの思い出に癒されます。
    優しいイラストとストーリーにほっこり。

  • 小さい頃からずっと大好きな本

  • きれいな絵本。長男も子供ながらに気に入ったみたい。

  • 娘5歳3ヶ月
    少しせつないお話。

  • 大人がグッとくる絵本。5歳の子ども(娘)にわかるかなぁ?

  • 絵が温かい。

  • すきです
    物語の発想がすごくおもしろくて、すてき
    まだ、家が一個だったころは、
    周りに人もたくさん居て、こんなに家のうえにどんどん家も建ってなかった
    でも、水が増えていくたんびに、街に居た人はどんどん居なくなっていった
    この絵本は、こうゆうふうに、水がどんどん増えていってとか、
    ストーリだけじゃなくて、
    こんなふうに自然へのメッセージもこめられているのかなぁ?と思った
    いつも吸ってるパイプを落としたことによって、
    思い出を辿っていきます
    ことばだけじゃなくて、それ以上に絵が物語りを教えてくれます
    絵もすごく優しくて、ほんとっにすてきなストーリーです
    出逢えてよかった作品です

  • ほのぼの、ほんわか。

  • 2020/05/17

  • つみきでおうちをつくりたくなった。

  • 思い出が積み重なって今がある。家の高さ分だけたくさん。思い出が人を支えてくれる。

  • ◆つみ重なった思い出の上に生きている◆
    水に沈んでいってしまうまちが舞台。水があがってくると住めなくなってしまうので、積木の様に古い家の上に新しい家を作り、古い家は海の中に沈んでいく…。そのまちの、あるつみきの家にひとりで住んでいるおじいさん。ある日、おじいさんが大切なモノを海の中(古い家)へ落としてしまいます。それを探しに海の中へもぐります。下の家へ、更に下の家へ下りるたびに思い出がよみがえってくる。穏やかな時の流れを感じます。

  • 2013.10.13読了

  • はるになりました
    おじいさんの、あたらしい家ができました
    壁の割れ目に
    タンポポがひとつ咲いていました
    おじいさんは、それを見て
    嬉しそうに笑いました

  • おばあさんと暮らした思い出の家。
    ディズニーの映画”Up”を思い出した(そういえばおじいさんの風貌もなんだか似ているし)。

  • 「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~四国Aブロック地区予選」
    (9月29日/徳島大学附属図書館)

    所蔵なし

  • 2018.06 5-2

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著者プロフィール

1972年、奈良県生まれ。大学卒業後、制作プロダクションROBOTに入社。2002年に山崎貴監督作「Returner リターナー」に共同脚本として参加し、映画脚本デビュー。以降、映画・ドラマ・CM・展示映像など様々な分野の脚本を担当。「つみきのいえ」(’08年 加藤久仁生監督)が、米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞して一躍話題となり、絵本も出版。その他の脚本を手掛けた作品に、「ボクは坊さん。」(’15年 真壁幸紀監督)、CM「マルコメ 料亭の味」シリーズなどがある。「22年目の告白 私が殺人犯です」(’17年 入江悠監督)は異例のヒット作となった。

「2019年 『小さな恋のうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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