インザ・ミソスープ

著者 :
  • 読売新聞社
3.38
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本棚登録 : 636
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784643970999

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて。
    村上龍はもともとあんまり好きではないけど、これは読んでみたかったので。
    フランクの何とも言えない怪しい嫌な感じ、
    残酷な殺人シーン。
    でもラストは救いがあるような気がした。
    何も解決してはいないけど。

  • 「ブッティズムは、とてもジェントルで、スイートなところがあるんだ、そのいい例が十二月三十一日に鳴らされる鐘だ、それは百八回鳴らされる、非常に細かくボンノウの種類を分類すると、百八種類あることで、その鐘はその回数だけ鳴らされるんだ、その鐘を聞いた人はすべてボンノウから自由になれるんだ」

  • 虐殺シーンの描写がすさまじかった

  • 久しぶりに村上龍の作品。
    もっと面白いのを期待していたが残念。

    狂ったフランクとそれにより影響を受け日本社会の矛盾に付いて考えさせられる。
    この小説が書かれた時代に読めばもっと考えさせられるとこがあったのかも。
    10年で少し変わったんじゃないかな、と感じた。

  • 09/4 ★★★☆

  • 内容(「MARC」データベースより)
    子どもの殺人に原因はないよ、幼児が迷子になるのに原因がないのと同じだ。親が目を離したから? それは原因じゃなくて子どもが迷子になる過程の一つにすぎない…。

  • とにかく、読みやすい!

  • 最後の方に出てくる店のクソ女(失礼)の描写が俊逸。
    こんなん実際いるなあ、と拳が堅くなる。
    それだけでも四つ星。

  • なんじゃこりゃ。
    カオス。

  • 初・村上龍作品。
    途中までどういう小説なんだろう?と思っていたら…
    中盤以降の展開に度肝抜かれます。
    軽く食欲吹き飛びました。
    最悪の気持ち悪さ。
    初めて途中で読むのやめようかと思った本です。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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