- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784643970999
感想・レビュー・書評
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気持ち悪い。。。
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後半の殺戮シーンは良かったけど、もっとフランクの詳細が知りたかった。
最後が腑に落ちん。尻切れトンボ…
2013.05/28 読了。 -
ホラー・サスペンス的な要素の多い小説。
ただ、さらに評価できるのは、その中に現代社会に生きる人間の心理を描いている部分だと思う。
歌舞伎町の風俗街に代表するように、現代人はお金が第一と考える一方で、その消費方法として自分の寂しさや孤独を紛らわせることを採用している。 -
読んでて嫌悪感を覚えさせるような表現力の高さはすごい。暴力的な描写は読んでて鳥肌が立った。
ただこの小説、たいしてストーリーがなくて、作者の日本や日本人に対する(政治的な事ではない)不満と、白人に対する憧れとコンプレックスをそれらしく文章化しただけのように思える。 -
小学生の頃、新聞の連載を毎日くらいつくように読んでた。
その頃は途中から読み始めたから最初の展開を知らなかったけど
高校生の時に改めて文庫版を読んで、やっぱりこの本は小学生時代の私のバイブルだと思いました。
理由なんて、どこにもない。 -
描写がストレートなので、かなり刺激的だった。
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想像を裏切られた!思ってたのと違う!!いい意味で?悪い意味で?
もっちろんいい意味で!
友達にドグラマグラと同じ系列で挙げられたものなんだけども読んでみたらスラスラ進んで、疑うべき所を簡単に呑み込まれて、ぽっかりと空いた穴に思いもしなかったものが入れられてしまう。
何を考えながら読めばいいのか?
単にこのカバー並みの顔を思い浮かべて登場する外国人の背中を追えばいいのか、そんな覚束無い気持ちを主人公は代弁する。
案外、飛び込んでいく気持ちで読みにかかった方が自由を感じれて良いのかもしれない。
個人的には「いい本読めたな」って気持ち。心には残らないとしても、それがいい本なら問題ない。 -
題名からすると身近な題材かと思いきや人間の深い暴力的欲求を描く内容でした。
外国人の視点から見る日本や日本人の理解できない部分が、時におかしく時に深刻に描かれ考えさせられました。
リアルな描写に気持ち悪くなりました。 -
飛行機の乗るときは、本を必ず持っていきます。そんなあたり前の行動の中、選んだのこちら「イン ザ・ミソスープ」。よし!これから仕事だってときにこのテーマは、重たすぎますね。と否定的な書き方ですが、中身は最高です。人間の内面を飛んでいくように描写していて、あっという間に読んでしまいます。人間について書く作家さんが少ない今、こういう作品は重宝しますね。