バーティミアスII ゴーレムの眼

  • 理論社
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感想 : 123
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  • Amazon.co.jp ・本 (683ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652077467

感想・レビュー・書評

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  • 視点が増えてどんどんおもろくなるなあ…!
    クリスタルパレスがあってイギリスが世界の中心だったら、な現代の世界が舞台なんかな。
    バーティミアスはいいキャラしとるし、ナサニエルはアンチヒーロー突っ走っててほんとに楽しいです。

  • 一巻で主人公の小憎たらしさに舌を巻いた私ですが、ここへ来て、「小」が晴れて取り除かれ、もう「憎い」です。「憎らしい」でも何でもなく。

    前作は主人公の魔法使い見習いの少年と、彼が召還する悪魔のバーティミアス、この二人の視点が交錯し話が進みました。今回は更に、魔法使いに見下された労働者階級にある「<font color=red>一般人</font>」の少女の視点も絡んでもつれてやがて1つの山場を迎え、そしてまたそれぞれのエンディングへ...と言う構成。ファンタジーだし、児童書なので、頭を柔軟にしないと混乱してしまうかも。

    私はファンタジーも児童書もMVP(マルチビューポイント)も好む方なので楽しめました。

    個人的に一般人の少女キティと悪魔のバーティミアスが好きなので、前作より今作の方が断然楽しめました。むしろ魔法使いナサニエル視点が煩わしい。

    ファンタジーに置き換えて世の中の格差階級に訴えかけています。作者は政治家に恨みでもあるのでしょうか。いや、公務員が嫌いみたいです。

    今回はときめく要素も結構あって、バーティミアスがカッコいいです。惚れます。因みに私はバーティミアス×クィーズルよりはバーティミアス×キティ派ですが、世の腐女子諸君は断然バー×ナサ派のようです。だったら私はプト×バーを推す。←黙れ

  • 1巻と3巻と比べると、若干失速気味…

    キティの昔話がなぁ…
    ストーリー的には必要なんだけど。
    それでも、面白い!ってなる。

  • 2012年4月29日~5月21

  • バーティミアスシリーズの二作目。
    前作の後、治安省の大臣ウィットウェルが師匠となり、ナサニエル自身も14歳ながら国家保安省の補佐官となっていた。
    そんな中、ロンドンでは謎の「レジスタンス団」による、魔術品を奪われたり魔術師自身が狙われたりする事件が多発していた。
    若くしての出世を妬まれているナサニエルはその難事件の担当になり、再び妖霊(ジン)バーティミアスを召喚する…。

    ナサニエル(ジョン・マンドレイク)がますます嫌なやつになってるけど、なぜかまぬけで格好つけながらも子供なところが憎めない。
    今作のもう一人の主役、レジスタンス団のキティも暴走しすぎるけど、熱い思いを持って行動していて応援したくなる。
    そしてバーティミアスも相変わらずのキャラクターで面白い!
    敵も、凶暴で恐ろしいゴーレム、グラッドストーンの墓にいたアフリートと、ワクワクしてちょっと怖くて魅力がいっぱいだった。
    映画化の話が中断されているらしいけど、ぜひ映像化してほしいなー。
    三部作らしいので次で終わるのが寂しいくらい面白い!

    訳もテンポ良くていいなと思ったら「チョコレートアンダーグラウンド」を翻訳された金原瑞人さんという方らしい。ハリーポッターとか再翻訳して頂きたいなあ。

  • ユーモアがある。

  • いいらしぃね。

    早く読みたい。

  • “サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する…。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった

  • “サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する……。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった。

  • 感想は最終巻で。

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著者プロフィール

イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』(理論社)、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ(小学館)などがある。現在は家族とともにハードフォードシャーに暮らしている。

「2021年 『スカーレットとブラウン あぶないダークヒーロー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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