リストランテ アモーレ

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 534
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412575

感想・レビュー・書評

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  • 目黒で姉弟でカウンター仕方ないレストランを経営している。店の名前はアモーレ。イケメンシェフが作る料理を可愛い女の子が食べにくる。そして、そのお客を誘い次々と?食べてしまう。レストランには、色々なお客さんが来て、シェフの美味しい料理を食べていく。いつも満員近いシチュエーションなので、とても味は良さそう。様々な愛と料理を提供している。

  • 秋だから、久しぶりに読書。期待にそって面白かった。
    本はいいとこ取りなんだ。おいしくてやんわり切なくて公園は気持ちよくて会話は小気味よい。
    ステーキ、とかでないこういうおいしいものを食べたい。

  • あー、恋愛小説なんだな、と、いうのは、変な感想、なのかな。
    登場する料理は、合羽橋のサンプルのようにしか感じられません…

  • 登場人物が肉食なのに淡泊で不思議な雰囲気。最初はすごくあっさりしている気がしていたお洒落なお料理の描写を、読み進めるうち飲み込まれて楽しんでいた。

  • 弟のモテっぷりは気持ちがいいほど。
    この先どうなるんだろう。

    アモーレに行ってみたくなった。

  • 20180831読了
    #食

  • 自分がアモーレに行くことがあったとしたら、やっぱり杏ちゃんとそういう関係になっちゃうのかしら?(笑)

    2018.2.23 読了

  • 俺はうまくやってる、と思っていたけど、結局どの女も自分のそばからいなくなった。
    この父にして、この息子。
    残念な感じ。

  • 丁寧な料理描写があり、付随する逸話があり、美味しく食べる話が好きなので手に取りました。感想としては、フレンチ好きな私には、イタリアンは濃かったなということ。料理描写もお話もイタリアンな感じでした。リストランテというよりは、トラットリアやバールな感じでした。この感じが好きな方は好きだと思いますよ。

  • 出てくる料理は馴染みの薄いシャレオツなメニュウが並んでいるんですが、それを作ったり食べたりする人々があまり美味しそうに食べてないな、っていうのが全編を通してモヤりました。

    女の子大好きな弟。
    弟目当てでレストランに男を連れて通い詰める女。
    弟が振り向いてくれるのを待つ女。

    報われぬ片恋に胸焦がす姉。
    姉を憎からず思いつつ他の女と婚約する男。
    姉の気持ちを知りつつ翻弄することに喜びを見出す女。

    姉と弟が営むイタリアレストランを訪れる男女の思惑が錯綜する連作短編集です。

    私、全然料理に興味のない非グルメ人間のくせに、こうしてセンテンスで表現される料理は美味しくあって欲しいんですよね………(謎)。


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著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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