リストランテ アモーレ

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.20
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本棚登録 : 534
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412575

感想・レビュー・書評

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  • 小さな料理店、絡み合う人間関係。

    すっごい濃かった~。

    最後の章は、最初つかめなかったけど、ああ~と納得。

  •  お姉ちゃんのために泣く弟、かわいい!
     うらやましい!

  • アモーレというイタリアンレストランで働く姉弟と彼らにまつわる人の話。とにかくイタリアンがとっても食べたくなってこの店に行ってみたくなるけど(シェフである弟はイケメン!)話は抽象的でほんわかしてるだけ…の小説だったかなー。

  • 小さなイタリアンレストラン「アモーレ」を営む姉弟と、常連客と、家族をとりまく話。
    女性に困ることがない弟・杏二の話が中心だけど、一途な恋をする姉・偲の話が、とても良かった。

  • 近藤史恵さんのタルトタタンの夢みたいな、リストランテで
    起こる日常の小さなミステリーを解く小説だと思ってたら
    好きだの嫌いだのを延々やってる作品だった

    単に好みの問題で私はダメだけど、文章や構成は上手なのでそれが好きな人には良作だと思う

  • 2015 1122読了
    姉弟で切り盛りするイタリアンレストラン、リストランテ アモーレ。
    美味しそうな食事とともに、少しビターな物語。

  • 女に対する愛情があふれた作品・・・と思っていたら、男性に対する愛情にあふれた小説だった。
    食欲、性欲を描いているようだけど、言葉では表現できないような何かに放り込まれた人々の姿が描かれた小説。

  • 東京弁とモラルが気になる。

  • 客と客との間隔も店内も狭い料理屋。
    コックの弟と、接客担当の姉、そして訪れるお客様。

    色々な人の視点に変わって、話が進んでいきます。
    弟だったり姉だったり、客だったり。
    とりあえず、こんなコックは問題アリかと。
    いや、自分の店なので注意する人がいない?
    しかし客に手を出すと非常に面倒そうです。
    現に、最初に面倒がきてますし。

    メニューにある御品書で、話の主役が
    どういう人なのか分かります。
    出てくる料理は食べた事がないものばかりで
    美味しいのかもさっぱり、ですが。

    姉だけがいい物件をどうにか手に入れた、という状態。
    元、の方は女としてはよくある人種ですが
    知り合いたくない人種です。

  • 図書館にて。
    この作家さんには珍しく、ほのぼのとした作品だと思った。
    美味しそうな料理の描写も素敵。
    お姉さんの恋愛が成就して良かった。
    不器用な恋愛って好きだなあ。

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著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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