優しい言葉: パンとスープとネコ日和

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.57
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本棚登録 : 1114
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758412766

感想・レビュー・書評

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  • ホントにほっこりします。
    この本を読むとネコが苦手だった私もネコが飼いたくなりました。
    でも、作中に出てくるように、毛の処理が大変そうだなぁ〜
    丁寧に心を込めて作られたサンドイッチとスープ、私も食べてみたいです。

  • アキコさんのように人と接することができたら素敵だなぁと思う。

  • 50を過ぎて、体力と衰えを感じ、年齢に伴わない未熟な自分に自信を失い…
    穏やかで平和な日々を過ごしているかのように見える人でも、そんなに不安を感じながら生きているのかと意外に思う。
    でも、自分が年を取っても、きっと今の自分のまま、内面は変わらないんだろうなぁという予感はする。

    愛するネコのたろが亡くなってから、涙の枯れない日々を過ごしてきたアキコが、新しい2匹の猫のお世話に奮闘し、写真をしまちゃんと見せ合って笑い、「猫の毛がついて困る」としまちゃんとコロコロをし合い…そういう風に過ごせるようになって、本当に良かった。

    苦しい時も楽しい時も、どちらも自分の人生だ。

    次作はしまちゃんと彼氏(らしき人)にフォーカスが当てられるのかな。楽しみ。

  • しみじみと幸せを感じる文章。
    大変なことはもちろんあるだろうけどこんな風に暮らせたらと思う。いいなぁ。

  • 困ったことや悩むことがあっても、やっぱり私はこのやり方だから、と自分の姿勢を崩さないアキコに憧れます。そんな芯のある女性になりたい。

    けれど3作目の個人的読みどころは、やっぱりしまちゃんとシオちゃんのやりとりですね!
    尻にしきつつ、お前とか奴とか呼びつつ、なんやかんや言ってシオちゃんのこと好きなんやなあというしまちゃんの空気が伝わってきます。

  • 毎日の日々は、変わりなく生きていくけど
    少しづつ気持ちや周りがかわっていく
    ゆるやかに
    日々、真摯に生きていきたい

  • 今回も心温まる話しだった。

    新しい兄弟猫もいいキャラだし、しまちゃんも幸せだし。

    本当にほんわかした気持ちになった。

    2017.12.5 読了

  • 2017.2月。
    パンとスープとネコ日和の第3弾。ここのサンドイッチを食べてみたい。こういうお店が近くにあったらいいなあ。芯を1本通してそこだけはぶれないように。しまちゃんに会ってみたい。

  • (2017/9/13読了)
    第2弾を読んだ時、たろちゃんを亡くした悲しみのシーンばかり気になって、他のことに目が行かなかったので、第3弾は繰り返し書かれている猫ちゃんとのシーンにあまりに気を取られず、細かい部分に気をつけて読むようにした。でも、やっぱりしつこいくらいに猫ちゃんとの絡みが繰り返し出るよね。猫好きにはたまらないのだろうか?
    このお店が行動範囲にあったらなぁ。パン好きなので、常連さんになれる自信がある!
    喫茶店のママさんもいい味出して来たし、しまちゃんの今後も気になるし、ぜひ続編を読みたいなぁ。

    (内容)
    お客さん、笑って幸せな顔してるね。サンドイッチとスープのお店を楽しく営むアキコの家に、兄弟猫がやってきて―ドラマ化でも話題になった「パンとスープとネコ日和」書き下ろし、第3弾。

  • 2017.0529 読了 図書館

    2冊目を飛ばして3冊目を読んでしまった!

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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