- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758412766
感想・レビュー・書評
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このシリーズを読み続けていくうちに、架空のカフェと知りつつも自分が近所の事情通になり、ここのカフェの常連さんになった気分になってしまいました。ドタバタとまでは行かないのですが、日常の何気ないパタパタした情景がゆっくりと心に沁み入る内容でした。次回作もあると期待し、楽しみに待ちたいと思います。
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さらっと読める
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猫だまし 猫に小判 犬は
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パンとスープとネコ日和の3冊目。
ライバル店の出現、同級生の死。
いろいろあるが、優しい人たちに囲まれて
サンドイッチとスープのお店を楽しく営むアキコ。
そんなアキコの家に、兄弟猫がやってきてからの話。
「たろ」が「たい」・「ろん」に。 -
『パンとスープとネコ日和』の第3弾。
どすこい兄弟ネコがやってきて、2匹を相手にするのは大変そうだけど楽しみも2倍のようでなんだか羨ましい。
ネコと一緒に暮らしたことがないけど、こんなに和やかで夢中になってしまうものなんだろうかね。
相変わらず無理せぬ時間帯で営業し、食材や調理にこだわったパンとスープが美味しそう。店主さんのこだわりってお店を訪れる人にもちゃんと伝わっているものだと思う。
商店街に似たようなパンとスープの店ができたけど、アキコのお店は大丈夫。
近所のイタリア料理店が閉店することになったり、母親のお友達やアキコの同級生が亡くなったり、しまちゃんが結婚することになったりと周囲に変化はあるけれど、それが日常だものね。
その後も気にあるけど、まだまだ続くのだろうか? この物語。楽しみである。