檸檬 (280円文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 970
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435444

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだのですが全然覚えていませんでした。レモン爆弾かあ。どうやらレモン哀歌と混ざって記憶されていたようです。うん、正直よくわからなかった!
    桜の下の死体の元ネタも収録。嗚呼わたしはなんて風情の無い人なんだろう。文学わかるようになりたい。

  • ほんの数ページの短編。
    であるのに、目に見える、冷ややかさが感じられる、
    香しい檸檬の香りが漂う。
    けだるさの中、爆弾として置いてくるスリリングさ。

    本を閉じたあとも、ずっと檸檬の気配を感じる。

    「桜の樹の下には」も、続けて読む。
    こちらは、あまりにも有名すぎて、
    桜の樹の下には…のつづきを知らなければ
    もっと新鮮な驚きをもって読めた気がする。
    少し残念。
    それでも、満開の桜が咲く光景が広がる
    描写に感動。

  • 暗喩。

  • 水底の岩に落ち着く木の葉かな 内藤丈草

  • 檸檬の姿がありありと思い浮かぶ。レモンエロウ、紡錘体…。

  • 以前新潮文庫の檸檬を読んでいるので再読。
    『Kの昇天』目当て。風景の、色の描写が素晴らしい作品が集まっている。

  • H27.3.3 檸檬 桜の樹の下には 愛撫 闇の絵巻 交尾
    知覚や感受した事柄が一つ一つ言葉に留められており、自分の擬似(再)体験となった。読む年齢に応じて、その時その時の追体験を楽しめるのではないだろうか。何年かしたら再読したい一冊。

  • 2015.1

  • 檸檬
    城のある町にて
    Kの昇天
    桜の樹の下には
    冬の日

  • 桜の樹の下には屍体が埋まっている!

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著者プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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