金曜日の本屋さん 秋とポタージュ (ハルキ文庫 な 17-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.70
  • (24)
  • (84)
  • (66)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 618
感想 : 76
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758441124

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ぐるぐるジュース

  • 今回はポタージュ発見!カリフラワーのポタージュ美味しいよね!地下のホームの黒い壁が動いたのは二度目?浪漫チックだよな。

  • いきなり第三弾を読み始めてしまった。
    かと思ったけど、このシリーズ自体は読んだことありそう。
    続けて読んだ方が登場人物の関係や心情が繋がって楽しめるのだろうけど、そうでなくても「本が好き」という点では楽しめた。
    ほっこり。

  • 女子二人の名前がどっちかわからなくなって、ちょっと面倒だった。『スタッキング可能』は読んでみたかったので気になる。

  • 主人公の母親に捨てられたと思っていて、今回の話の端々でそのあたりの冷たい感情が見え隠れします。
    みんな相手の感情を読むのが上手くて自分も周りのひとの気持ちが読めるようになりたいと思わされます。

  • 家族のお話。
    イレギュラーかもしれないけど、透き通ったスープにならなくても、ポタージュをゆっくり作って行けたら、それでいいんじゃないかなと思った。

  • 物語は祈りで、祈るように紡がれた物語は、
    著者も読者も救う。
    受け取り方は人それぞれで、どのように読むかどのように救われるかは人それぞれ。
    悪影響を与えたとされる本だって、祈りの中で紡がれたメッセージがあるかもしれない。
    だからどの物語も大切にしたいし傷つけたくないと願ってしまう。
    救いがないと人は生きていけない。

  • シリーズ3作目。
    劇的な展開はありませんが、中弛みもなく、シリーズものとして、読みやすく進んでいます。
    次がラスト?
    楽しみです(^_^)

  • ブックオフで購入。シリーズ3作目、初めての名取佐和子さん読みたい本がみつかると噂の北関東の駅ナカ本屋さんを舞台に太宰治、村上春樹などの本により親しい関係の悩みを解決する4つの物語。本好き店長さんと、想いを寄せる大型書店チェーン店御曹司バイト。本を愛しく続編も読みたくなりました。

  • この作者と自分とでは読書傾向が確実に違う。
    シリーズ通して紹介される本はどれも書店の店頭で見かけてもスルーしてしまうものばかり。
    だが、物語で登場するとどの本も読みたくなる。
    今回、読みたくなった本NO1は「ハルさん」、探して読んでみよう。

    本作は縦軸の謎が前作で消化されたのでなんやらふわっとした印象になった。
    何気ない本屋の日常を本の紹介と共に描いてくれるだけでもそれはそれで楽しい。

    ささ、次巻へ。

全76件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

名取 佐和子(なとり・さわこ):兵庫県生まれ、明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビュー。著書に『ペンギン鉄道 なくしもの係』(第5回エキナカ書店大賞受賞)シリーズ、『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『寄席わらしの晩ごはん』『七里ヶ浜の姉妹』『ひねもすなむなむ』『図書室のはこぶね』(京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2022年度版」第6位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」第8位、うつのみや大賞2023第4位)ほか多数。

「2023年 『文庫旅館で待つ本は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名取佐和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×