- Amazon.co.jp ・マンガ (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320171
感想・レビュー・書評
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死ぬほどグロかったけど良かった…
ライチ鬼可愛い… -
正にTHE・見世物小屋の世界
劇場版の監督は「先生を流産させる会」の人らしいがR-18以上でなければつまらないと思うんだよな・・・ -
70年代のアングラな雰囲気の中、グロテスクな描写とJUNEの耽美な色香漂う少年達の狂気の物語。残酷な描写に目を背けたくなるのに背けられない怪しい魅力と美しさがある。
ライチと少女の純愛は美女と野獣とかロストチルドレンを思い出す。そして絶対的カリスマのゼラのなんと未熟で凶悪で美しいことか。実際にあった舞台に古屋さん独特のアレンジや設定が加えられる事により、少年期の危うさや残酷さがより表現されていると思う。
とはいえ映像的に受け入れられない人は多いと思うし、同性愛やグロ描写に耐性のある方でないとかなりキツい。それでも何故か美しく感じてしまうところがこの作品の魅力だと思う。 -
友人が貸してくれたライチ☆光クラブ。自分が手を出すカテゴリでは無いけれども、グロテスクさもエロティックさも、あの繊細な線で全てが吹っ飛んでしまうぐらいの描き込み量。グロい場面でもじっと描写を見つめてしまいます。最後にゼラの人間的な醜態を見てなんだかホッとした気が。
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“「悲しいお話はもうお終いよ!踊りましょうライチ!」
『踊り…』
「ライチ 私達は大きなお城にいるのよ
そして私はお姫様 ライチは魔法で怪物に変えられてしまった王子様なの」
『王子』
「ライチ…私には見えるわ ライチは踊ってる間だけ人間に戻ってるの
人間のあなた素敵よ とっても素敵…」
「久しぶりに踊ったら疲れちゃった
今夜はライチも一緒に眠りましょう そしたら同じ夢が見れるかもしれないもの」
『夢…』
「おやすみライチ」
『おやすみカノン』”[P.227]
うわぁなんだこれグロテスク……というか怖い。
絵の描き方凄いなぁ。
Thanks to K.H.
“「いいえ違うわライチは人間だわ 本物の人間だわ」
『人…間… カノンと…同…じ』
「そうよライチは人間になったわ
素敵よ…とてもかっこいいわ」
『カ ノ とて…も きれ… ずっと一緒に…』
プツン”[P.309] -
これ読んで兎丸さんのファンになった。
グロいっちゃグロいのに、綺麗な雰囲気がある感じ
タミヤ男前! -
グロテスク・スプラッタ・同性愛などハードな描写が含まれているので苦手な方は注意。
ショッキングなシーンが多いです。 -
ものすごく残虐で見てられないけど、すごくよく整頓された完成度の高い作品だと思う。
メインの登場人物がたくさんいるのに結構早めに区別して覚えられたから そういうところもすごい。
レベル高めのエログロの割にトラウマ度は低い。
多分、実はみんなすごく人間的だからだと思う。
スタートが暗黒で、ラストに向けて徐々になんだか美しくなっていく感じがするのが新しかった。ずーっと血みどろではあるんだけど。
最後のライチの言葉がベタだけどしみる。