- Amazon.co.jp ・マンガ (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320171
感想・レビュー・書評
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初めて読んだ古屋さんの漫画が此れでした。
ビレバンで立ち読みしてショックで暫く真っ直ぐ歩けなかった(気分は)。
東京グランギニョルの舞台を観たかったなぁと思うのです。嶋田久作のライチとか超観たいです。
ジャイボの狂気がいいですよね。
少年期の残酷さって作品として見ると、血湧き肉躍る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元生徒に借りた(その一)
ムフムフ…
結構グロい。
耽美な世界。
中二な感じ。
女子が好きそう。 -
退廃的・刹那的パンク。
狂騒的残酷ショー。
大人でも子どもでもない性の端境期の中性美の妖しさが光っています。
大人になることを拒否するように、光クラブに没頭するキャラたちがどこかせつないです。
思春期に自分の身体がどんどん勝手に大人になっていくことに戸惑いや焦燥を感じたあの感覚がよみがえってきます。
キャラもたっていて、いいです。
ジャイボが好き☆ -
話の構成がうまく、主軸とされている『学生の危うい考え』と『ロボの心』がうまくまとめられてある
カノンと心を交わすたびに新たな感情が芽生えてくるライチ
裏切り者を見つけようとするあまり疑心暗鬼になるゼラ
それぞれの思惑が交差し、崩壊していくライチ光クラブ
衝撃のラストはシェイクスピアの『ハムレット』を彷彿とさせた
すごく良かったです -
作画と展開に息を呑む漫画。
大変秀逸でした。絵が非常に綺麗。興味深い。
行きすぎた中二病、グロ、少年愛を楽しめる人には面白いかと。 -
その昔、JUNE誌上でグランギニョールの公演の記事を食い入るように読んだ。観に行ける筈もなく、それはもう、食い入るように。白塗りの顔に学生服と言うミスマッチに、悶えるほど萌えた。丸尾末広さんの漫画も、決して女子向けではなかったにも関わらず、マニアックな本屋に一人で堂々と出掛けて買ったもんだ。そう言う、若い時に夢見たモノが形となって手元に届けられた感じ。少年の形式美に対する幼稚な憧れや、子供の集団心理の際の残酷さなどが詰まっていて、ひりひりするほどだった。ゼラとジャイボの関係性が同性愛的なものであるのも、怖さに繋がっていて非常に面白かった。
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エロ!グロ!耽美!レトロ!
大人になる直前の危うい時期の少年少女達の閉じた世界観!
好きなものが濃密に詰まってた! -
グロいのが苦手な方は注意したほうがいいかも。
話は本当に素敵で、キャラクターも立っていた。ただ、腑に落ちない部分は結構あります。 -
何度読んでも面白い!
古屋先生の傑作の一つです。
買った当時、一気に読んで一気に泣いてしまいました。