人間仮免中

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 1586
感想 : 251
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781607412

感想・レビュー・書評

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  • 帯の文句にひかれて購入してみた。
    なんていうか、読むのに一苦労する漫画だった。読みにくいとか面白くないとかじゃなくて、えらい大変なことがとてもあっけらかんな感じで描かれているのが、読んでて辛かった。

  • なんてこった、これが愛か。
    そう気付いた瞬間には、既にもう、びょうびょう泣いていました。

  • 最初の数ページ目かでもう泣きそうだったんですが、そういうことの連続で。
    壮絶の一言じゃ足りないくらい。

    ていうかあのAVのタイトルを10年の時を経てまた目にすることになるとは。しかも出演してたのこの方だったんですね。
    (観たことはない)

    なんというか愛ってこういうものですっていうすごい漫画。

    二十歳で漫画家デビューするものの旦那の会社の倒産をきっかけに風俗業に飛び込んで、幼いころからの統合失調症を悪化させてしまった著者のエッセイ漫画。

    卯月さんが生きていること自体が希望だと思います。

    友人に勧められて読みました。ありがとう。

  • 吾妻ひでお先生の[失踪日記]を読んだときを越える人生最大の衝撃。

    [失踪日記]の完全なまでに感情を殺した整然としたコマ割や楽観の対極にある激情のマンガ。

    “おもしろい”とか“つまらない”とか

    “すき”とか“きらい”とか

    そんな価値観の外側にある『生きている間に出逢えたことを感謝したいマンガ』というカテゴリーに大切に保管しておきたいと思います。


    『ありがとう』

    『生きてるって最高だ!!!』

  • この本が売れているのがとてもいいことな気がする。

  • あまりひとにすすめるような作品ではないが、何かが越えている名作である。「もらった!」というシーン。なぜ表現者として、発表する側としてあろうとするのかと、とても震えました。あとボビーさん。かっこいいとはこういうことだと教えてもらえました。ありがとうございました。

  • これは、「愛と冒険の物語」だ――井浦秀夫(漫画家)


    帯にはこの一文。これ以上言うことがあるだろうか。

  • 漫画なので読みやすい。どんな心理教育のテキストよりもリアルな感じがある。薬はもっと整理できないもんかと思ったりして。主人公はとても素晴らしい辛抱強い家族に囲まれていたが故に生きていられるんだと思う。

  • さいこうです

  •  昔付き合っていた彼女と似ていると思った。子供っぽいところが特に。だから付き合っている男の気持ちもわかる気がした。

     子供の反抗期のように、きっと当たり前のように愛情を注がれるとつき返したくなるのだろう。多分この男の受け入れる器は、ほんの少し小さい。

     後半、別れに向かう現実が、ひしひし伝わってきて読んでてつらかった。その後どうなったんだろう。

     卯月さんみたいな人は幸せに生きてほしい。

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