リバーズ・エッジ (ワンダーランドコミックス)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1553
感想 : 222
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796616690

感想・レビュー・書評

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  • 意図せず時代に閉じ込められて伝説になった岡崎京子、当時の空気がぜんぶそのままつまってて、ページをめくると90年代の匂い、いろいろなものの終わりの匂いがする
    今岡崎京子が元気に漫画を描けたとしたら何を書くのかよく考えるけれど、そう思うたびに岡崎京子は今のことなんて書く必要なくて、時代の当事者だった過去その地点のすべてを描けたことが彼女の価値だと思うと神様すごいなと思う、だいすき!

  • 2017/08/20

  • 友だちに薦められて読んだ。その友だちがくれると言うので今も本棚にある。ピンクの次に衝撃的だった。かなり好き。今も時々読む。

  • 名作。初期はpink,後期はリバーズエッジが良い。

  • 面白いけど、人に薦めたいとは思わない。

    時代を考慮しても「犯罪(麻薬・売春・度を越したいじめ等)」をおしゃれに表しすぎ。
    普通の高校で「代返」とかムリでしょう。狭い教室で、恐らく席も決まってるのに。
    ある程度おもしろく描かないといけないのは仕方ないけど、リアリティがない…。
    登場人物と同年代くらいの頃に読んだ時はリアルっぽさを感じたのに。
    感性が鈍化したのか、これくらいでは揺るがなくなったのか。


    ほとんどの人は「タカハシと付き合っていない井上ちゃん」(名前が出てくる登場人物の中で、唯一なんの事件も起こさない人。友達だと思ってる誰からも本当の事を打ち明けられていないとも言える)なのではないでしょうか。

  • 図書館で見つけて読む。自分の学生時代を思い出す。色々あったけど、紙一重だったのかもしれない。

  • 日本マンガ史の教材として選ばれそうな、古典。
    読んでも楽しくない。これは好みの問題。

  • 連載の時からの読者ですが、かなり衝撃的でした。この作品で岡崎京子にはまりました。画風が好みだったのと、リアル10代の重々しい空気が新鮮すぎました。今はもっとエグい作品はたくさんありますが、この作品で、当時の私の人生観変わるくらいでした。最終回、連載当時は主人公の「好きだよ」という告白だったのが、単行本になってみると、「黒こげになってないと人を好きになれない?」という問いかけに変わっていました。作品に深みを出すためだったのかもしれないけど、私は連載当時のままが好きです

  • 我が人生最良の漫画(の一つ)。

    なんでもない日常のとなりで悲劇は起こる。
    笑いと叫びはよく似ている。

    登場人物はみな普通のひと。魔法が使えるわけでも、だれもが振り返る美少女でも、親の敵を打つために戦い続ける使命を担っているわけでもない。
    普通のひとたちの普通の学生生活。
    それなのに、どうしてこんなに心を揺さぶられ涙が溢れ出てくるのでしょうか。

    普通の中に潜む異常を普通じゃなく、鮮やかにドラマチックに 描き切る岡崎さんは本当に本当に才能溢れる方だと思います。
    リバーズエッジ。一生大切にします。

  • いま読んでも読めますね。
    当時は逆に理解できなかったけど
    オトナになってから読んだほうがじんわりくる。
    ノスタルジーなのかなんなのか。

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著者プロフィール

著者経歴 80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写と巧みなセリフ回しで、愛や暴力、トレンド&カルチャーが描かれたマンガを生み出してきた先駆的存在。『ヘルタースケルター』で2003年文化メディア庁マンガ部門優秀賞、'04年手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。主な作品に『pink』『ジオラマボーイ☆パノラマガール』『リバーズ・エッジ』『エンド・オブ・ザ・ワールド』など。


「2015年 『恋とはどういうものかしら?新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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