- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796616690
感想・レビュー・書評
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ゲイでいじめられっこの山田と過食症でモデルのこずえと主人公ハルナと白骨化死体と…淡々と過ぎてゆく日常と。
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田舎の平凡で平和な女子高生だった私はこの漫画を読んで都会って怖いところだと思っていた
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大学の図書館に置いてあった
借りて読んだ
大学の先生がおすすめする漫画、ってことで置いてあったんだけど
岡崎京子は、現代都市生活を好きな人、嫌いな人のための基本文献、だそうで!
まあなんとなくしかわからんけど
おもしろかったすごく好き!なんでこんなにずばっと言ってくれるんだろう
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岡崎京子の大傑作。
ほんと好きです。
http://cafe-mizutama.jugem.jp/?eid=94
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大学のゼミ論のテーマにした、思い入れの深い作品。
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岡崎京子先生の作品がまた読める日を心から願います。
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15才前後の過ぎ去りし頃なら、
間違いなく★は5つでありました。
しかし、ありがたいことに、
少し大人になれたようで、★4つとさせていただきます。
岡崎京子の作品傾向を、
80年代期と90年代期で分かつならば、
前者の代表作は『PINK』であり、
後者にはこの『リバーズ・エッジ』であるといえます。
幸運にもはじめに読んだ岡崎京子が彼女の初単行本である
『好き好き大嫌い』であったのですが、
そこに記されているように、彼女は当初
「おんなのこえっちまんが家」と呼ばれているくらい、
明るいセックス描写の、ポップでパンクで資本主義バブルな漫画を描く方でした。
しかし、その裏に漂っている無気力感、慟哭、無意識の切望、絶望が、
90年代期には、全面的に現れるようになり、
それを「死」と呼ぶなら、
読んでいて恐怖感を覚える程「死」で結成されているのが、この作品です。
本編にもあります「平坦な戦場」という表現がぴったりな漫画です。
その分、あまり「死」にとらわれず、
岡崎京子の表現力を楽しんでほしい為、
推奨しないという意味でも、4つです。
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17歳のときに読んだ。あの時この本を手に取った自分を誉めたい。あまりに影響受けすぎて感想なんて、と思うほど。廃退的な香りがずっと流れた作品。この作品にいい人は出てこない、自分勝手な人ばかり。そこが好き。
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高校生ぐらいのときいつも隣にあなぼこがあるような気がしていた。
わたしは、ああ、落ちずにここまでよくやってこれたなあと思い出します。
罪と、絶望と、快感と、希望は紙一重だということ。 -
閉塞された 空間
変わらない日常
積み重なっていくもの・