- Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796616690
感想・レビュー・書評
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この作品は今まで何度も読み返し、何人もの人に(無理やり?)読ませた。
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(魚は食べられるあたし♡)
のとこがすっごく好き。なんつーバランス感覚だよ。 -
こんな変な奴らに囲まれて時期もあったけど、死ぬことはないよ!恥知らずで生きていかなきゃいけないよ。
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再読。むちゃクール、刺さります。下手な小説よりよっぽど面白い!
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だいぶ前に図書館で見つけて読んだ。そのときは良く分からず、絵柄も好みではなかったので読み流した。
映画「ヘルタースケルター」を見てから、改めて岡崎京子さんの作品を読み返したくなり再読。
死体を宝物という山田くん、ハルナの気持ちが離れていくことに苛立つ観音崎くん、友達の彼氏とも寝てしまうルミ、恋に恋して追い詰められていってしまう田島さん、そして「ヘルタースケルター」でりりこを脅かす存在にまでなる吉川こずえ。
この作品の世界観を言葉にするのは難しいけど、今読んでも衝撃を受けるので発表された当時はどれだけ反響があったんだろう。後に活躍する漫画家の面々にも少なからず影響力があっただろうなぁ。
ぐだぐだ書きましたが、これはもう実際読まないと伝わってこないものだと思う。
ちなみに映画「ヘルタースケルター」ではこずえは水原希子さんが演じていました。 -
空き地で見つけた死体を大事な宝物のように感じる気持ち。死んだら同じなんだと思いながら、それでも生きていく毎日。
熱い人たちと醒めた人たちがつづれ折のように入り組んで不思議とまとまった感じがします。
手の届く場所においておいて時々ページをめるくだけどホッとする1冊です。 -
僕は「若草」と「山田」の関係に憧れる。
それは心の距離が近いからだ。
それは「些末な」でも描かれたりする。
人は誰しも心の距離が近い人に憧れる。
しかしながら求めた瞬間に手に入らないように出来ている。 -
凄い作品。なんというか、言い表わすのが難しいけれど、すごく心を抉られて絶対に忘れられないであろう漫画。ヒリヒリして痛い。容赦なく抉られる。けど、最後の夜が明けていくシーンで妙に穏やかな気持ちになれる。高校生の時に出会えてほんとに良かった。思春期のヒリついた言い表わしがたい感じを、これほどまで的確に捉えた作品は無いと思うのです。
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映画みたい。
どうしようもない青春、若さ。
まだ感想をちゃんと言葉にすることができない。 -
さめているようで、ほんとはさめたふりをしないとやってられない日常が痛々しい。