サウスポ-・キラ- (宝島社文庫 547)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796656719

感想・レビュー・書評

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  • タイトルはそういう意味だったんだな。
    巧妙に仕掛けられた罠にはまり八百長をしていると糾弾されたオリオールズの投手沢村。
    潔白を証明するために行動した沢村を結果的に救ったのは一人の女性。あの出会いがなければどうしようもなかったんだろうな。
    沢村の感情が理解し難いところがあったな。
    クライマックスとなる試合の描写は沢村の状態を考えるといくらなんでも‥そんなにすごい投手だったのか

  • カーヴ、ストレイト、トレイナー、トレイニング、トレイニング、トレイニング……トレイニング。サウスポ『ウ』キラーではないらしい。結末もご想像通り。最後の投げる選択に笑う。こんな状態の選手と交代の選手もいないらしい…。最後はだらだらとした投球描写ととってつけた人間味描写。
    流行語大賞と同じで、◯◯が凄い大賞はやはりロクデモナイ。

  • .47

  • 人気球団の投手・沢村。悪意の告発文によって選手生命が危なくなる。誰がはめたのか?何のために? 
    会話文が心地よくない。野球の場面が多く、野球好きには楽しいのかも。

  • 野球を題材にしたハードボイルドなのは面白い。
    その題材である野球部分が妙に薄っぺらいように
    感じるのは気のせい...ですか?
    登場人物のキャラクターは悪役も含め魅力的で
    入り込みやすいのに残念。
    犯人の意外性は全くなかったけど(笑)、それはそれで
    楽しめましたが、野球部分でもっと熱く、楽しませて
    欲しかったと物足りない思いが...。

    で、決定的にイヤだったのが英語のカナ表記...。
    ストレイト、カーヴ、トレイナー...etc。読んでて凄く
    気持ち悪くイラつきました。

  • 題名に引かれて読んでみました。プロ野球界にはびこる八百長疑惑という珍しいテーマでオリジナリティーはあったが、内容としては全体的にちょっと物足りなさを感じました。プロ野球の試合のシーンなどは勝負にもっと臨場感やインサイドワークなどの深みや専門性がほしかった。ロマンスもちょっと表面的な感じで私としてはがっかりな感じでした。この作品がデビュー作とのことで今後に期待です。

  • 「このミス」大賞受賞ということでちょっぴり期待を抱きつつ読んだ。<BR>タイトルからしてそうですが、野球をほとんど知らない私にはイメージしにくい場面が多々あった。あと、ミステリー…??ちょっとミステリー色が薄い気がした。

  • 完全に本のタイトルにひかれて買ってしまいました。このミスで1位になったということで、かなり期待してしまったのですが、かなり期待はずれでした。こういう世界を知らなさ過ぎるからかな…いまいち入り込めずに読了です。

  • プロ野球のピッチャーが八百長疑惑をかけられ、自ら濡れ衣をはらすべく、奮闘するお話。
    これはいまいちでした。犯人もなんとなくわかるし、キャラ設定も中途半端。正直、なんで「このミス」に選ばれたんだろう?と思ってしまいました。

  • 人気球団オリオールズの投手・沢村。ある日、沢村の「暴力団との癒着」と「八百長試合」を指摘した告発文書が球団とマスコミに送りつけられ、身に覚えがないにもかかわらず、沢村は自宅謹慎処分を受けてしまう。自身の潔白を証明するため、告発文書の調査を開始する沢村。やがて彼がたどり着いたのは周到に計画された恐ろしい陰謀だった!第3回『このミス』大賞を受賞した正統派ハードボイルド。
              2009/09/16 彼から

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