考えない台所

著者 :
  • サンクチュアリ出版
3.23
  • (31)
  • (65)
  • (123)
  • (41)
  • (12)
本棚登録 : 1065
感想 : 111
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400146

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • そもそも料理にかけたい時間が著者とは乖離がある(自分はもっと短くしたい)ので、全部は参考にならなかったものの、複数は実践している。
    ・献立客観シートを作る。
    ・野菜を切るタイミングは一回で、そのためにプラの皿を複数準備。←百均なのにレンチンできて軽くて洗いやすくてとても便利‼️
    ・買い物は二段組カートで冷蔵と常温を分ける
    ・キッチンばさみを活用(肉、葉物野菜など)
    ・毎朝食卓に出すものは冷蔵庫内でトレーにかためて置く
    ・コンロは重曹で洗う

  • 2020/08/27

    めっちゃタメになった
    結婚2年目、料理嫌だなーめんどくさいなー仕事終わりに気力ないわーてゆーかあの食材期限やばいなー見たくないわーとか色々思ってたけどそんな悩みを全部網羅してくれてた、、もともとそんなに家事手伝ってから結婚したわけではないしずっと実家暮らしだったので知らない知識もあったし、実際のレシピとか綺麗な収納の紹介っていうより、根本のマインドだったり実用的な収納を作るヒントがあって、見易かった。料理を苦痛に感じてるひとは一回読んでもいいかも!

  • 台所仕事等の図鑑とも言える本。
    マインド編、準備編、冷蔵庫編、収納片付け編、道具編、さらに仕組み栄養満点レシピまでついていて台所関係のイロハが学べる。
    ひとまずこの通り進めていけば間違いはなさそうな入門書でもあり、
    台所仕事が長い人にとっても新たな発見がある1冊だと思う。



    以下参考になったところ

    ・ネガティブな感情は、何の意味もないことを知る。

    ・塩のタイミングは、魚は15分前、肉は直前。
    魚は臭みも抜けてにもきゅっと閉まり、うまみを閉じ込めて焼ける。
    塩を振ると、塩の作用で魚の身のタンパク質が変成し、これを焼くことで硬くなって身が閉まる。煮魚の場合も、荷崩れを防ぐ。

    お肉の場合、塩をふってしばらく放置すると水分が出てしまい、良質な肉が硬くなったでうまみも逃げてしまう。


    ・朝ご飯セットを用意する。
    素敵なお皿やカップを使う。

    ・食べる時間がバラバラな日は出すだけ、温めるだけのメニューにする。
    お刺身やサラダ、冷たいスープ、お豆腐屋納豆に漬物、和え物など
    シチューやカレー、スープ、煮物など
    ハンバーグや肉料理は完全に火が通る前で止めておく。
    パスタ料理は避ける。


  • 「はじめに」に書かれた言葉、
    「台所が汚いことに、ストレスを感じていませんか?
    料理をうまく作れないことに、絶望してませんか?」
    を見て、これは私が書いた本かしら?と錯覚するほど、現状に必要な知識だった。

    効率的な買い物リストの作り方や、台所の収納方法。
    取り出しやすい冷蔵庫の中身など、即、改善解決出来るノウハウが詰まった本。

  • 新たな発見が殆どない。図書館で借りて良かった、買う程ではないです。

  • 2015年刊行の本
    時代だなぁと思うのは台所に立つ人間が女性だと思い込んでるところ
    本へ女性主体に語りかけている部分がちょいちょいきになる
    本の主体はそこじゃないんだけど今のご時世「いや台所イコール女性の仕事じゃないから」と思わず突っ込みたくなるんだよね
    主体自体はいい話なんだけど

    最近は禅を主体に思想を考えているので微妙に禅思想と違うとどうにも違和感あるなぁ、と

    具体例が思いつかない人向けの本
    すでに実践してる人には「これはないわあ」って思うことも
    例えば2段組みのカードを利用しレジで打ってもらってる間にエコバッグに仕分けして時短、というテクが紹介されてますが、チェッカーや他のお客からは「これ迷惑行為やろ」としかおもわないしね
    味見用のスプーンを10本用意すると味が決まる 「ないわー!!」ミニマリストに味見用10本は多すぎる たとえ美味しい料理を作るために必要だったとしても

    料理家なのに料理家らしくないズボラダメダメな過去の持ち主
    共感できるか呆れるかは読み手次第かな?


    流石に一人暮らし10年だとすでに実践してる事も多い内容


    うわちゃと思ったのが食器とシンクを洗うスポンジが同じなのだ、この料理家。そういう家庭もあるけど、私は絶対に同じスポンジは無理。毎日綺麗にしてると言っても無理だわ。

  • 「正しいルールを知って、効率的に台所しごとをこなすための本」。(はじめにより)
    台所に立つ前の心構えに始まり、献立の考え方や買い物のルール、調理や片付けの仕方まで、効率化に役立つアイデアが満載。今まで考えているようで考えていなかったこと――調理器具や食材の配置など――を見直す良いきっかけになった。

  • ためになった!さっそく色々実行してみた。すぐに取りかかれることばかり書かれているからよいね。モチベーション高いうちに実践できる。

  • 育児の合間のご飯作りが中々難しいので、手に取った本。
    作業スペースを確保する、など当たり前のことが書いてあるが、色々と参考になった。実践できているものがあると、ヨシヨシって思える。定期的に読み返し、振り返りを行いたい。

    ☆これから取り組みたいこと
    大事なのは、意識して正しいルールを習慣化すること!

    ・自由な時間で、自分がしたいことを妄想する
    ・献立客観シートの作成
    ・買い出しメモは、売り場別に記載すること
    ・冷蔵庫の食材は全部出す、全部しまう
    ・味見用のスプーンを10本用意する
    ・冷凍品の消費期限の見える化

  • 一人暮らしを始めるので読んでみた。これから料理をする機会が増える者にとって、採用したいと思うアイデアがたくさんあった。定期的に読み返し、料理を楽しみ、効率的にできるようなシステムを作っていきたい。

全111件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

料理研究家・台所改善コンサルタント。1985年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、イギリス、オーストリア、アメリカへの留学で世界各国の料理に出会い、本格的に料理の道へ。大学在学中からさまざまなレストランで調理を学び、2009年エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジを卒業。東京・中目黒にて料理教室「ガルシェフ料理塾」を主宰しながら、メニュー・商品開発、出張料理、企業とのタイアップなども精力的に行う。料理をはじめ台所をきれいに保つノウハウが話題となり、生徒数1,000人を超える予約の取れない料理塾に成長する。2020年10月、ステージⅣの肺がんを告知される。2021年3月28日永眠。享年35。

「2021年 『こころが整う台所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高木ゑみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×