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- / ISBN・EAN: 9784812470367
感想・レビュー・書評
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最後のほうの書き下ろし。
攻めのカラダに見とれたのは僕だけじゃないはず。
腹筋が凛々しすぎた。
ストーリーは珍しい感じだったけど良かった。
文句ない。
カラダと腹筋に見惚れた。
それがいいたかっただけ←
他短編も、
腐女子が絡んでおもちろかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年のランキングに入ってたので買ってみた
読む
……これ、2位くらいでもいいんじゃなかろうか…
すっげえいいですこれはほんとに!
表題:子連れオオカミ/蘇る子連れオオカミ/ネバークライウルフ(描き下ろし)
宮本(受)と田所(攻)
バツイチ子持ちの男が二人、同じ日に同じアパートに越してきた
それぞれの子どもたちが通う保育園も同じ
更に、互いに取引先の会社の社員だということも発覚
最初は酒の勢いだけど、急速に仲良くなる二人
男としてのプライドもあるけれど、やっぱりこの人が好きだ―…
で、終わらないのがこの作品のすごいところ
何が他の作品と違うかというと、二人とも、ただの男ではなく、父親なのです
何よりこどもが大事
宮本の息子・千寿也(通称チッチ)も、田所の息子・旭(通称あっくん)も、まだ幼い
3歳児健診で、チッチの言葉の発達が遅いのは女親がいないのが原因かもしれないと言われた宮本は、お見合いをし、田所と離れることを決める
同じ親として、引きとめることができない田所
宮本家が引っ越していき、突然の変化に戸惑うあっくん
宮本が出て行ってから、田所の私生活は荒れる
仕事もクビになる
この辺がすごくリアルでいい
結局、宮本は二度目の結婚でも失敗し、離婚する
田所は、あっくんのため、新たな仕事を見つけて立ち直る
そして、チッチとあっくんが小学校に上がる頃、二人はまた偶然、同じテラスハウスに引っ越してくるのだった…
私などのあらすじ説明では、この作品の良さは伝わらないんじゃないかと思うのですが…こんな感じです
このストーリー構成力を見よ!というか…
ここまで引き離さなくても!と思うのに、最後にめちゃめちゃ感動するのは、この距離のおかげなんだなあと納得させられます
『このBLがやばい!2010』の名脇役部門に二人の子ども・チッチとあっくんが選ばれているのですが、これにも納得
物語のキーになってるし、何しろ子どもらしい
確かにちっちゃい子って、こんなわけわからんことよく言ってる!って感じ
チッチの迷言をいくつか挙げてみると↓
・「ぢみり」→でんでんむしの歌のこと(多分)
「でーんでーんむーしむし、かーたつむりー」が、彼とあっくんにかかると「ねーんねんちのちのかのちむりー」となります
・「おちかれそのー」→「お疲れ様ー」
・「ものぐそい」→「ものすごい」
・「みよもとそん」→田所のこと
「わんわん」言う生き物のことを「わんわん」って呼んで、「にゃーにゃー」言う生き物のことを「にゃーにゃー」って呼ぶのと同じ
かわいい…!
まだ他にもたくさんあります
あっくんはあっくんで、「ぬ゛」とか「を゛」とか泣いてみたり
しかもこの二人、かなりの高確率でパパたちの濡れ場を目撃しているという…^^
将来、パパたちのようになるんでしょうか
是非なってほしい
描き下ろしもいいです
新しい生活を始めた5人の話
5人、というのは、宮本の二人目の息子・のんが増えたから
表紙には子どもが二人なのに、裏表紙には子どもが三人いるのはこういうわけです
小学生になったチッチとあっくんも可愛い
「今度はこの生活を全力で守ってみせる」という田所の言葉が印象的
田所の元嫁とその子どもたちも出てきて、最後はにぎやかに終わります
最後まで「宮本さん」「田所さん」の苗字さん付け呼び
続きがあれば、この呼び方も変化していくんでしょうか
何度でも読み返したくなる、最高の作品でした!
↓書き切れなかったいいところ
・食べ物がうまい
本当においしそうに見える
・セックスの時、手を繋いでるのがいい
・初めて挿入した時の、手書き文字の嬌声がえろい
・反抗期など、子どもの成長を細かく描いている
・筋肉
・斜線じゃなくトーンだけで赤面を表現してるとこもあり、それが色っぽい
絵柄と合ってる
・「別れただんなが今来たらホモになってたの~ あっはっはっおもしれ~!!」と爆笑する田所の元嫁さん
・カバー裏の没ネームがサービス満点
同時収録:ララルー/チムチムチェリー
会社社長・檜山と、キャバクラマネージャー・佳月の話
檜山の妹・玉手(腐女子)のなにげない一言で、男同士でセックスを「試してみた」二人
以来、何かと互いのことが気になってしまう
檜山「言われたとおりセックスしてみたよ」
佳月「でもなんかぴんとこないんですよね」
玉手「誰がヤれって言ったよ!あんたらに足りないのは『自覚』です!あんたらは互いに好きだからセックスしたんだよ!」
檜山・佳月、目からウロコ
そうだったのか!という
それから付き合うようになった二人だが、今度は入れ込むのが怖くなる
別れよう、ということになるが、ご心配なく
最後にまたくっつきます
「あの女じゃ駄目だろ ずっと俺に夢中なんだろ!!」
佳月くん、いい男です
女の扱いはうまいのに男に本気になるとまるで駄目な二人が、何とか相手を繋ぎとめようとする様が素敵!
↓またまた書き切れなかったいいところ
・女の子の巻き髪がすごいキレイ
・やっぱりセックスでは手を繋いでいます
・リバ
・玉手ちゃんいいキャラ
BLマンガを佳月のキャバクラの女の子たちに広めます
名言:「なんかはやくない?ちゃんと突っ込んだ?」
・名もなき銀座のホステスさんが何気にいいことを言っている
・マスカルポーネうまそう
「檜山さん マスカルポーネお好きでしょ?」と佳月くんが言うのですが、それ以前のシーンで、確かに檜山はマスカルポーネらしきものを食べている!
細かい!
同時収録:201
井上佐藤さんの既刊『エンドルフィンマシーン』に載ってるお話の続きのようです
ゲイばっかが暮らすアパートの、201号室の二人の話
結構見目いい二人なのに、どっちもオネエ言葉wwwwwwwww
面白かったです -
親として男として色々な葛藤に苦しむ・・・
これぞBL!!って感じでしたww
表題作の他にも読み応えバツグン!な短編も収録されてます^^ -
一番、好きなのは・・・攻めの元妻。
男前すぎてカッコよかった(笑)
子供の様子がリアルに描かれてるのが普通のBLぽくなく、違う意味で楽しめた。 -
作家さんは男性だったんだ。
なんか納得。 -
表題作よりも後半に収録されているキャバクラボーイと社長の駆け引きのほうが面白かった。
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あっくんとチッチが可愛すぎる…!大好きな作品。
子供達が成長した後の話もあるみたいで、単行本化が待ち遠しいです。
とあるアパートの住人の話『201』は、『エンドルフィンマシーン』収録作品『102』のスピンオフ。
アパートの管理人さんのエピソードも読んでみたいです。 -
この人・・うまいなあ・・と思わせる作品。
今時珍しくないけれど、取り扱われる事の少ない題材を
旨く調理してる。 -
脚と腹、手と体位がとっても肉感があってよかった!お顔の造形も好き。
宮元さんがおエロくてかわいい。意地っ張りめ!
あと子どもが……かわいい……
がっしりしててかわいいエロい受けがたまらんです。あと攻めが~いい身体~!素敵な画面でした。絵だけでもいい…… -
いじっぱりばっかり(*´∇`*)
作品に愛を感じる。著者が男性というだけで某密林のレビューで叩かれていたが全くお門違いだ。
男だろうが女だろうがこのレベルまで愛情注いで作品作れる作家は貴重である。