- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833421195
感想・レビュー・書評
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飲茶『史上最強の哲学入門』(西洋編)を読むときの伴走者として。この本ではプロタゴラスからソシュールまで超特急で説明されるのでこのような参考書があると便利。
絵でも解説されているのでイメージが湧きやすく、情報量としては少ないけれど後々参照点として思い出すのに最適。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
例えや絵が初心者に対して非常にわかりやすく、哲学についてあまり学んだり触れたりしたことのない人におすすめです。この本から気になる哲学者や哲学を発見しそれについて深掘りしていく、といった使い方をしています。
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今の科学がどういう流れで生まれたのか、ということもわかった。現代のなぜこういう考え方をしているのか、も時代の流れとともに理解できた。しかし、今も今の現代の文化の構造や、エピスメーテーによって規定されていて、まだ他の可能性や自分たちがこれから考えうるであろうことがあるのに気づけていないのかもしれないと思ってしまった。
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【内容】
本の題名通り哲学用語と哲学者についてコンパクトに説明してくれています。図や絵を用いてわかりやすく解説してくれています。
【ビフォー】
高校生の時とかには『哲学』に関して全く興味が無かった。
【気付き】
哲学とは何か、どんな哲学者がいたのか、優しく基礎を学ぶことができます。哲学の全体像を見るのに適しており、辞書のように調べることができます。
アニメやゲーム、曲名とかにあるよくわからない単語は哲学用語が多い気がします。そんな時に意味を調べてみるとより面白いです。
私はアウフヘーベンとゆう言葉の意味がわからずネットなどで調べましたが理解できませんでした。そんな時この本に出会ってすごくわかりやすく理解できたので本当にお勧めです。
【TO DO】
ビジネスや交渉、そして人生に役立てていく。 -
主に西洋哲学を中心に紹介している。
まず
ギリシャ哲学
中世の哲学
近世の哲学
近代の哲学
現代の哲学
と続いていく。
以下、私の気に入った考え。
「キリシャ哲学」
ソクラテス・・魂への配慮。
プラトン・・イデア
アリストテレス・・フィリア
「近世の哲学」
スピノザ・・永遠の相の下
モンテーニュ・・モラリスト
「近代の哲学者」
カント・・道徳法則と定言命法、自律と人格
キルケゴール・・実存主義
フロイト・・エロスとタナトス
「現代の哲学者」
ソシュール・・言語の恣意性
ハイデガー・・被投性
レヴィナス・・イリヤと他者の顔
ロールズ・・リベラリズム
ダリデ・・二項対立
ドゥルーズ・・リゾーム
現代に生きていると哲学はあまり馴染みないものに感じてしまうが、古い歴史を見るとそれが社会を動かす種になっていたことがよくわかる。 -
「哲学」という、日頃の何も意識せず生活していると馴染みのない分野にとっつきるにくいと感じる人が多いのではないでしょうか?僕もその一人でした。
しかし、この本はイラスト付きで平易な文章で用語毎にわかりやすく解説されているので、とても読みやすかったです。 -
題名に哲学とあるが対象にしているのは西洋哲学のみであり、東洋哲学や宗教面の記事はない。
とはいえ古代ギリシャから現代までの哲学史上の主要な人物と用語を、図を交えて非常に簡潔かつ分かりやすく書かれていることに感動を覚えた。
専門家から見ればそんな簡単なものではなく、もっと語るべきことがあるとの反論があるかもしれないが、自分のように関心はあるけれども専門書を読む程には至らない、学校で習ったけど復習してみたいといった人への入口としては非常に優れているように思う。
個人的にレヴィナスが気になったので、これを機に入門書でも読んでみよう -
哲学の本を読むときの資料として使用。この本のおかげで、ビジュアルとして理解できるので知識が深まりやすい!内容は広く浅くだが入門書のお供には最高だと思う!
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分かりやすくて良かった!イラスト付きで、難しい表現はなるべく控えられているという意図が伝わってきた。哲学に興味ある人はまずはこの本から。きっともっと興味が湧くはず。
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めちゃくちゃわかりやすいのだけど読まないんだよね。こうゆう辞書的な本。
うんうん考えた上で、やっと理解できた瞬間が一番楽しいときなのに。
知識としてためるだけなんて、受験勉強みたいでしんどい。
というかこうゆう概念類の理解は、文章を自分で読んでだ後に、自分なりの解釈を自分で書けないと理解できてないと思うタイプ