おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834003789

感想・レビュー・書評

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  • ぎゅうぎゅう詰めの鶏たちを可哀想と思い扉を開けてあげた王様が、自分の仕業とバレたくないので嘘をつく。単純に「善人」「悪人」でくくれない、実に人間臭い王様が主人公なのが魅力の絵本。結末もひどく誰かが傷ついてしまうこともなく、ほんわかしたと読後感に包まれる。

  • にわとりが王さまをおいかけていくところがおもしろいです。

  • 「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子 ほか『改訂 児童サービス論』樹村房、 2004)の、「幼児から小学校初級むき」で 紹介されていたので、図書館でよんだ

    ある日、晩ご飯は目玉焼きがいいな、と言った王さまは、城の鶏小屋の鍵を外してしまい…
    読んだことがあるような、ないような話だった
    城内の形式ばった儀式の滑稽さや王さまのいたずらが楽しい
    王さまは悪知恵みたいなものも持っているけれど、基本的には純粋で子どものようだ
    逃げた鶏はどうなるのか、王さまのいたずらはばれてしまうのか、王さまは目玉焼きを食べることができるのか?
    長さんの絵本はナンセンスだという印象だったけれど、今回の担当は作画のみ、もしかしたら長さんの絵本がうけるのは、子どもの絵画感覚(?)に近いからかも知れないと、初めて思った

  • どんなないしょ事でも、かならずばれちゃうんだよね~

  • 絵本の王道って感じ。
    王様が嘘ついいたのがばれても、
    まあるく収まるのがいい。

  • 個人的には好きな本だけど、一つの絵に文章が多いので、読み聞かせ向きではないのかな?初心者なので、よくわからない。鳥がいっぱいの鶏小屋とか迫力満点で、一緒に読みたい本かもしれない。

  • 懐かしい!「ほのぼの」の中にも嘘はばれるっていうのが分かる気がする。

  • 幼稚園の学芸会で、主役の王様を演じました。
    女の子なのに、なぜ…。
    思い出深い一冊です。

  • 2012 07 04

  • 王さまがお茶目で、何をやっても憎めません。王さまに仕える人たちも、みな王さまのことを大事にしているようで、ほのぼのします。
    言葉を話さないメンドリが、まさかのことをやってくれます。
    (読んだ時期:5歳9ヶ月)

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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