ぐりとぐらとすみれちゃん (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006339

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかったけど、かぼちゃが嫌いだから世界に一つしかないすみれかぼちゃでも食べたくない。

  • 自分が子どもの頃は「『ぐりとぐら』と云えばカステラ!」くらいのイメージしかなかったのですが、娘を産み不惑を目前にした今改めて読んでみると、絵本から漂ってくる“生活”の香りが本当に心地良いことに気付きました。

    朝起きて最初にするのは、畑の手入れ。
    人参を間引いたり(間引いたものはそのまま朝の食卓へ!)、いんげんに添え木をしたり(作業中のぐらが、棒と苗を縛るのに使うヒモをあらかじめ腰に結わえているこの姿!)、それから手を洗って自分たちのご飯なんです。
    お家の中にもプランターや水栽培中の球根なんかがあって、本棚には野菜の作り方の本がちゃんとしまってあって、お客様のための食器が大皿小皿たくさん用意してあって……。

    って細かい事を挙げていったらきりがないんですけど、本当にもうぐりとぐらって丁寧に生きてるよなあ、といちいち感動しています。

    本作は、ぐりとぐらの元に人間の女の子・すみれちゃんが遊びに来るお話。
    お土産の「すみれかぼちゃ」はたくさんの御馳走になってみんなのお腹を幸せにし、ぐりとぐらによって畑に埋められた種は、きっと来年も再来年もその次の年も芽を出すんだろうな。

    ひとつの童話作品として素晴らしいのは勿論ですが、この絵本が生まれるきっかけを知ると、ラストの優しさが殊の外沁みますね……。

  • のねずみのぐりとぐらのお家に、
    すみれちゃんがかぼちゃを持ってやってきて…

    「おひゃくしょう」って、
    言い方がすきです。

    美味しい料理ができたなら、
    みんなでたのしく食べる。

    子どもたちが、
    自分も野菜をつくりたーいって
    おいしいご飯をつくりたーいって
    思ってくれるかな!

  • 娘が最近せがんで読んであげる絵本。
    かぼちゃという言葉を覚えたね。
    もう少し大きくなったら、すみれちゃんのことも伝えてあげよう。

  •  なかがわ りえこ
      やまわき ゆりこ

        福音館書店 (2003/10)
          (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)

    おなじみの「ぐりとぐら」
    このシリーズに初めて人間の女の子 すみれちゃんが登場しました
    かわいいです
    (このすみれちゃんにはモデルのお子さんがおられたそうです)

    すみれちゃんとどうぶつたちとつくって食べたのは かぼちゃ料理
    なんておいしそうでしょう

    ≪ また来年 すみれかぼちゃが そだつよね ≫

  • ぐりとぐらが次育てる野菜の話をしていて、ぐらがかぼちゃがいいな、と言うところへすみれちゃんがかぼちゃを持ってやってきた。
    他のどんなかぼちゃとも違って、すみれかぼちゃと言うらしい。
    すみれちゃんはかぼちゃを飛ばして地面にぶつけて割るのだった。

    それから森のみんなも呼んでかぼちゃを料理、いろんなかぼちゃの料理が出来上がりみんなで楽しく食べる。
    そうしてすみれちゃんはぺっちゃんこになったリュックを背負って帰っていった。

    ぐりとぐらの話に、作者の他のキャラクターたちが登場していて珍しい。

  • ぐりとぐらのおうちにすみれちゃんが大きなかぼちゃを持ってやってきました。
    みんなでカボチャを使った料理を作ります。

  • かぼちゃとかくとう

  • 思わぬかぼちゃの登場にわくわく

    ぐりとぐらの生活が、とても素敵ですみずみまで
    絵をじっくり見てしまう
    ほら、わたしもそういう球根ホルダーが欲しいんだよ!

    それにしてもすみれちゃんは、どんな子なんだろう

  • ぐりとぐらシリーズ。かぼちゃを運んだきたすみれちゃんとの話。日経新聞でこの絵本制作のエピソードを読んでから、天国のすみれちゃんを思う作者のやさしさに心を打たれます。

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著者プロフィール

なかがわりえこ

「2009年 『ぐりとぐらのあいうえおと1・2・3 (2冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なかがわりえこの作品

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