読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)
- 三笠書房 (2013年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837982395
感想・レビュー・書評
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アウトプットのためにレビューを書いてみます。
書いてあったこと
具体的なアウトプットの方法
・人に話す
・書評、感想を自分の意見を入れて書く
・書いてあったことを一つでいいから実践する
・その他インプットのコツ、本を読んだ方が良い理由、著者のお勧めなど
学んだこと
・ネットより本(新聞)のが情報が濃いこと
・本は汚しながら読んだ方が良いこと
・前書きや目次や著者のプロフィールで読む本を選ぶと良いこと選ぶと良いこと
どう生かすか
・次から目次等に注目して読む
・一冊全て読むのではなく、斜め読みも使い分ける
・小説とビジネス書を同時に読む
・レビューを書いて行く
・面白かった本を友達に薦める
・著書おすすめの本を読んでみる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私は本に「読まれて」いた。本を読んだ「つもり」になっていた。どれだけ多読をしても自分の意見が思うように出ない。本書を読んでそれはアウトプットをしてこなかったからだと痛感した。読書はアウトプットを通して、要約力や全体を俯瞰する力を養うのに適しており、それは想像力や思考力の強化へとつながる。情報が簡単に手に入ってしまう時代だからこそ、本を「利用」した知の涵養が必要なのではないか。以後本を読む際には、思考を言語化するという作業に真摯に向き合っていきたい。
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タイトル通り、読書はアウトプットが大事だと訴えている。
アウトプットとは、人に話すということだけではなくて、実際に行動することについても言うらしい。
読書中に備忘録みたいなものでいいから書いてみようと思っていたのだが、このレビューを書いているのは読み終わりの2日後。
見事に抜け落ちた。
その場で「よし、これやってみよう!」と思っていても、実際にすぐに行動に移さないと出来ないものだと身を持って思い知らされた。
時間が出来たら、お金がたまったら、落ち着いたら、ご飯を食べたら。
そんな風に構えていては、いつかはいつまでもやってこないのだと。
やっぱり、行動に移すのは、今この瞬間。 -
本屋でふと目にとまり、即購入、その日のうちに読了。
「読んでみたいと思った本を買いまくること」「1日1冊必ず読む」という項は、とりあえず実行できたということか。
読書への姿勢を改めて見直す機会になった。そして、アウトプットをすること、このブクログへのレビュー書きについて一考する機会にもなった。「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」3つの柱を念頭において書いてみようと思う。 -
タイトル通り、読書をしてそれをいかに行動にうつし、人生をよりよくするかについて書かれている。
内容も説得力があり、各章の最後で要点が箇条書きになっているのが理解の再確認として有効だった。
本の選び方や読み方についても触れている。
本は冊数をこなしてそれに満足するのではなく、1つでも実践して、人の言葉を自分のものにすることが大事だと分かった。
今の自分の読書方法に自信が持てたし、もっと改善すべきところも見えてきた。
本を読んで
①本の内容
②何を学んだか
③それをどう生かすか
①と②をやっていても、③までやらないと自分の生活とリンクさせることにはならないと気づけた。
今後は本を読んだ後に①~③を考えていくようにしたいと思う。 -
ブクログユーザーにははっと目に留まる題名だと思う。私は飛びつきました(笑)
“本の力”を最大限に生かすためインプット(読み方・選び方)とアウトプット(活かし方)の、実践的かつ具体的な方法を提示した本書。ビジネス書やハウツー本を前提としているため、対象は社会人のようです。章毎にテーマ立てし、各章ラストにその総括が綴られています。
読書は自己流だったので、本書で改めて今までの読み方を答え合わせする気持ちで読みました。既に実践済みのものもありましたが、個人的には「本の内容を人に話すこと」と「本で学んだことを実生活に反映させること」を今後習慣づけていきたい。 -
読後のアウトプットを意識して本を読みましょう、という本。原嶋さんの『読書HACKS』とだいたい言ってることは同じだなぁと思った。必ずしも本は最後まで読まなくてもいいし、ビジネス書などは最初から順番に読む必要もない。
そんな感じで気楽に本を読めばいいんだよなぁ。
あと、なんでもいいから感想を書くのは大事ってのも同感。読書メモを残すと残さないのとでは記憶への残り具合がやっぱり違うもんね。
本をノート代わりにしてどんどん書き込んでいくってのも確かに効果的なんだろうけど、やっぱり抵抗あるなぁ(^^;; -
読書の内容をアウトプットすることが重要と主張している。
人に話すことだけがアウトプットではなく、読んだ内容の実践、ブクログのレビューまとめ、本から得た知識が何に役立つか考える作業もアウトプットと言える。
「相手を見下す気持ちが芽生えるなら、読書がマイナスに働いている証拠。」は自戒の意味からも印象的な言葉。 -
タイトルから分かる通り読書後のアウトプットの重要性を述べている本で、そのメリットはもちろん、①アウトプットの方法、②本の選び方 について 書かれている。
どちらかというと読書を苦手とする人向けの、本から学ぶための前知識のようなもの。自分にとっては知っていることをおさらいするような感覚で、多少学べるものはあったがあまり自分向けではなかった。
以下内容メモ。
要約力が大切なのは言うまでもないが、書評や感想を書く(あるいは話す)だけがアウトプットではない。本に書いてあることを実践する(行動)、本をプレゼントする、著者とコミニュケーションを取るなど、「話す」「書く」「行動する」という3つを積極的に行う。(①)
また、速読より乱読でたくさんの本を読み情報を取りに行く、ビジネス書だけでなくベストセラーや古典こそ"デキる人"に読まれている、難しい本や自分と関係のない分野の本も積極的に取り入れるなど。(②) -
「もっと本の話を誰かとしよう」、「読書を習慣化する」、「情報は受け取るものではなく、取りに行くもの」、「かっこいい本棚をつくる」などなど、今年から読書を始めた私には、参考になることが多かった。