東京タワー

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838713172

感想・レビュー・書評

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  • イチローさんから借りた・・・もう第何段かも忘れた。やけに江國が多かったから江國からまとめて読んで、一週間だるいモード。

    何がそんなに面白くないんだろう・・・そもそもあまり人間臭さがないんだよな~、特に女性陣に。おしゃれなマダムとか、存在しないだろ!現実にっ!東京住んでて電車乗らないだとー!?風呂から裸で出てこないだとー!?(←そんなことは書いてない。書いてないけど絶対そう)
    江國さんの話に出てくる女はみんなそう。
    常におしゃれというか、乱れないというか、隙がないというか・・・つまらんっ!

    で、いつもはそんな女が夫のいない間に浮気とか、お風呂に入りながら人生を憂いたりするんだけど、今回は大学生と浮気しますx2。
    一個は母親経由で、しかも結構真剣系。
    一個は「熟女派」理由で遊び系→別れる別れないのドロドロに。
    真剣系は続き、遊び系は終わる。それだけ。
    言うならば、静動のコントラストもあったけど、それでー?なんなのー?

    エネルギーを吸い取られるなー・・・

  • 表紙の美しさで買った本、内容は好きではないけれど、東京タワーの描写は好きだったな

  • 「恋は、するものではなく、落ちるものだ」

    この帯の文句にひかれて、手に取ったのが中2のころ笑。

    いまでも、その言葉を思い出します。

  • 追記
    初めて読んでから10年。
    改めて読んで、ああ、本当にこの本が好きだ、としみじみと思う。私の好き、が詰まってる。


    「恋はするものではなくて、落ちるもの――」
    私が今まで読んだ本の中でダントツに好きな作品。
    江國香織さんの本は基本的にどれも好きだけれど、特に好き。
    描写、文章の美しさ、浮かび上がる情景の美しさ。
    成熟した大人の女性の魅力。
    高校生のときに読んだのだけれど、読み終わってから、大人の女性により一層強い憧れを抱いた。

  • 男より女を応援したくなる

  • 20歳の大学生、透と耕二。二人は高校時代からの親友であり、偶然にも二人ともひとまわり以上も年上の既婚女性との恋に堕ちる。透は母親の友人の詩史に一途な愛情を持ち続ける一方、耕二は同級生のガールフレンドと付き合いつつ喜美子との不倫も楽しむ。いつもどんな時にも詩史のことで頭がいっぱいの透。恋愛に関しては主導権は常に自分だと思って疑わない耕二。同じ穴のムジナでありながらも全く考え方を異にする二人だが思いがけず、恋愛に翻弄され、苦悩する様子を描く

    夜のイルミネーション輝く東京タワーは「大人の人生はキラキラと輝いたステキなもの」の象徴ではないかと江國さんはあとがきで述べている。透と耕二の不倫は東京タワーの成せる技だろうか。
    透の様に一人の人間に対して一途で他の人間の存在はどうでもいいーーという恋愛はひどく危険な気がするし、耕二のようにやけにマメに複数の女性と付き合い、ナルシストっぽいのもちょっとねー(ーー;)ムムっ!まぁ、優雅な恋愛でいいねぇー私はよく分からん!!ってのが率直な感想です。でもビミョウな心の動きの描写が江國さんは上手だなぁ~と思いました

  • 2006.6.24

  • リリー・フランキーの東京タワーと間違えて借りてきて読んだ本。二人の男の子の恋の話。

  • 内容は、人としてダメな不倫問題を透明感を出して書かれている

  • 男の目線で描いた恋愛小説で新鮮だった。女心がわからない男の気持ちがわかったような気がするし、これを読んでいる間だけは自分も男になったような気分で、「女ってわかんないなー」って思ったりした(笑)。男女問わずおすすめの恋愛小説です。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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