しごとのきほん くらしのきほん 100

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838728435

感想・レビュー・書評

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  • 「基本」シリーズの1冊。こちらは仕事編と暮らし編が100ずつ。

    本当に「基本」で、できて当たり前なんだけどなかなかできてない、と思うことがたくさんあった。

    全部一度にはできないので、気になることを5つずつ選ぼうと思って、残ったのが約10ずつ。
    選んだものを見ただけでも、今何を大切にしたいのかがわかって面白い。

    「大人とは静かであるべき」
    「ミーハーであれ」
    「きれいごとを大切に」
    など、暮らし編の方が私には響く言葉が多かった。

  • ■どのような本か
    職場や暮らしの中で意識すると物事がスムーズに運ぶ心の持ち方や振る舞い方について書かれている。

    ■どんな時に読みたいか
    なんとなく人間関係に疲れてしまう。生活に追われてゆとりが感じられない。乱れた気持ちを整えたい時にパラパラとめくれば気づきやヒントになります。

    ■感想
    仕事に取り組む姿勢の整え方、人との関わり方のヒントや暮らしを豊かにする考え方について参考になった。更に自分の振る舞いが他人にどのような影響を与えるのか?を考えるきっかけとなった。
    仕事や人間関係がうまくいかない要因を自分以外の対象の中に探していたが、この本に出会って私の中に至らなさがあり、その振る舞いが物事を難しくしていたように思いました。

    「自分も他人も気持ちよく暮らすには?」のヒントがこの中に詰まっていました。

    ■抜粋
    くらしのきほん編
    No.066 モラルとは何か。

    モラルとは、強制されるルールではなく、
    時代を超えた不変のものでもなく、
    言ってみれば「その時どきの、あるべき態度」です。
    家族、友人、会社、コミュニティ、
    その場や関係性によってもモラルは違ってくるでしょう。
    「今この状況でのモラルとは何か?」を、
    小さな関心事としてもっておく。
    そうすればみんなが好き勝手に振る舞わなくなり、
    世界が少し、きりりとします。

  • 結論から言うとシンプルで分かりやすく、何より読みやすい。松浦弥太郎さんの本は他にも読ませてもらっているが、この本は特にしごとと暮らしの基本を100のお題に挙げ、それぞれ簡潔に記している。少し物足りなさを感じられなくもないが、頭が疲れている時にも、気軽に手に取り、読みすすめられる。

    疲れてる、でも何か読みたい、何か拠り所が欲しい時に読みたいお薬的な本。

  • 一見、深そうに見せて実は浅い言葉や表現が大嫌いな35歳♂です。本書に書いてある言葉はとても平易です。でもそれは、安易では無いんです。

    自ら耕すことのできる、何も埋まっていない良く肥えた畑なんです。「なーんにも収穫するものが無かったよ!」では無いんです。何を植えるか、どこまで育むか、何を収穫するか、は貴方が決めるんです。

    そんな書籍。僕は定期的にこの書籍を持ち出し、お気に入りの場所

    “高校生の頃良く遊んだ港、テトラポットの上で海を見ながら”とか、
    “山深く、外国人観光客など全く寄せ付けない老舗の温泉宿でベランダの長椅子に寝転びながら”とか、

    そんな“素直な自分と向き合える場所”で、適当にこの本のページをめくるのが結構好きです。

  • 自分ができることをただ一所懸命にやってきました。

    前職はシステム関係のお仕事をさせていただきましたが、それまでシステムのことは心底わからなくて嫌いだと思って生きてきた(笑)ので、辞令をいただいた時は絶望でした。
    わからない・退屈だと思った2年間を過ごし、3年目の時にせっかくいただいたお仕事だから一生懸命にやらないとばちが当たるなと考えを改めてから、仕事に対する意識が変わりました。


    『自分の一生けんめい。(088)』


    自分がどう見られているなんて関係なく、がむしゃらに仕事と向き合ってから人生が色づきました。


    できることを一生懸命に。


    松浦弥太郎さんは、やっぱり最高です。

  • 時々読み返したい。読むたび新たな気づきがありそう。

  • 二度読みすると良い感じ。

  • 5月 *移動図書
    請求記号:159/Ma 図書ID:10038234

  • 2016年刊。100+100の励ましと戒め。ソフトな言葉が染みる。

    ◆【引用メモ】年齢を重ね、責任が増えれば、ただでさえ荷物は重いのです。明らかに大変なことが目の前にあれば、「やりたくない」と避けるかもしれません。しかし、重荷を避けていたら、重いものを持てない人間になっていきます。(p.67 重荷を避けないように)

    ◆今あるものが変わっていくことは、おそろしい。(中略)それでも変化をしなければ成長もなく、衰えていくだけです。年をとること、変化していく自分を、存分に楽しみましょう。(p.335 変化を恐れない)

  • どの言葉にも納得。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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