君へ。: つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840110556

感想・レビュー・書評

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  • 〜2005.6.1

  • 撮影/西郡友典 装幀/小林正樹
    田口ランディさんの「モーニング・コール」、よかったです。短い文章だけれどそれぞれに個性が出ていて、とても温かい気持ちになりました。

  • 電話。手紙。今じゃ携帯でどっちもできてしまうけど。
    「伝えたい気持ち」は変わらないらしい。

  • コミニケーションをテーマにした37人の作家によるエッセイ&ショートストーリー。田口ランディと高橋源一郎と藤田宜永のが良かった。…ってコミニケーションなのに人が死ぬ話なんだけど。あとは、江國香織と松尾スズキのが好き。全て好きとは言わないが、時間が空いたときに手軽に読めるのと、日頃読まない作家に興味が湧くところがいいっすね。

  • 2007.06.07

  •  これは超短編集です。
    1つのストーリーが2ページちょっとしかないの。
    私が買ったのは、私の好きな作家さん、この日記にもよく出てきますが、
    山本文雄さんと唯川恵さんが入ってるのもあって読んだんですが、
    基本的に長編が好きな私・・。
    まさか短編で、しかもこんな短い文でどう伝わるんだろうって思ってた。
    これに入ってる高橋源一郎さんの「白紙」っていうのを読んで泣きました。
    こんな短い文章でこんなにも気持ちが伝わるんだね。
    まるで歌詞みたいだなぁ〜と思ったのでした。

  • 小説、エッセイ、ショート・ショート… さまざまなかたちで描く、それぞれの「つたえたい気持ち」。

  • 一話ごとが短いから
    はやかった
    通信技術についていろいろと考えた

  • コミュニケーションをテーマにしたオムニバス短編集。
    37人の著者が数ページにそれぞれの気持ちを込めている。
    作家だけではなく,大槻ケンヂなどバラエティに富んだ37人,
    それぞれに楽しめた。
    個人的には,藤沢周「教えない」,高橋源一郎「白紙」,
    重松清「朝日が向かっています」などが良かった。

  • 「なんとなく、でもいつまでも心に残る」そういうさりげなく心を揺さぶる話が三十数編おさめられている。繰り返し読んだとしても、自分のいま置かれているそのときどきの状況で、まるで感じる話が違って、それがまた面白い。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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