蚤の市

桜の森は満開でした。一足ふみこむとき、彼は女の苦笑を思いだしました。それは今までに覚えのない鋭さで頭を斬りました。

本の長さ:30ページ。底本「坂口安吾全集5」ちくま文庫【ホラー】

事故で夫を失ったサヤは、赤ん坊のユウ坊と佐々良の街へ移住する。

325ページ。装幀/幻冬舎ブックデザイン室　カバー・本文イラスト/菊池健

心と体のお悩みに、別の視点を与えてくれる家庭の医学的な本。辞書のような体裁で、病気や不調の原因となっている、無意識の思い込みや思い癖、それを手放す方法を教えてくれる。333ページ。

テヘラン生まれ、エジプト・大阪育ちの「ミッキー」こと、西加奈子さんによるイラストも楽しいエッセイ集。

237ページ。装幀/多田進　装画・挿絵/西加奈子

同調圧力に溢れる社会で、それぞれの「武器」を手に不条理と戦う「わたしたち」を描いた小説集。第4回Twitter文学賞国内篇第1位。

192ページ。装幀:名久井直子　装画:金氏徹平

両親と三兄妹。そして「サクラ」と名づけられた犬が一匹。運命が大きく変わってしまった家族と、どんなときも変わらずにあるもの。

384ページ。装幀:川村哲司　装画:奥原しんこ

谷川俊太郎の詩「生きる」にちなんで、それぞれの「生きる」をつなげてひとつの詩をつくる。

174ページ。扉写真:佐久間綾子　装丁:長坂勇司

「うちの子は甘えんぼうでぐうたらで先生なんとかしてくださいよ」(かぜのてのひら)
安野光雅さんの絵と出会うきっかけをくれた、俵万智さんのエッセイ集。

318ページ。装幀:安野光雅

きっと、新しい一歩を踏み出せる。

221ページ。装幀:鈴木久美　装画:西淑

全200ページ。装丁/吉田ユニ　本文デザイン/宮古美智代　イラストレーション/すしお

P70『文章』
P96『人見知り』
P120『柴犬』
P156『大泉洋』
P176『新垣結衣という人』

全760ページ。ブックデザイン/祖父江慎　奥付ロゴマークデザイン/京極夏彦　イラスト/©2001 Masayuki Ogisu-cwcTOKYO.com

全140ページ。編集人/岡戸絹枝　アートディレクション/有山達也（アリヤマデザインストア）　タイトルデザイン/葛西薫（サン・アド）　イラスト/堀内誠一

P6『パリのすみっこ。』堀内誠一さんの『フランス語のエチケット』ほか
P24『パリのぞうきん犬。』
P28『長尾智子が考えた。おいしいものもすみっこにあり。』
P26 佐藤真さん『オニオングラタンスープは夜食の王様。』
P69『作家・小川洋子の自宅を訪ねて』
P74『漫画家・羽海野チカ、この映画で涙ボロボロ。ひとりぼっちの背中が“いたい”。』

全240ページ。カバー撮影/梅佳代　装丁/川名潤

P151『外界の刺激に弱い脳を疲れさせない』
P157『子どもと親は別の個性を持った人間だと理解する』
P158 栗原類さんの母の泉さんが発達障害と診断されたときに教育委員会の会議で言われた言葉
P183『情緒面のスキルをサポートする』
P199 主治医・高橋猛さんの言葉「類くんにとって、お母さんの泉さんは、「外付けハードディスク」みたいな存在」
P216「高橋先生の、発達障害を持つ子どもへの対処法10か条」

全112ページ。発行人/横山泰子　表紙とカット/花森安治　イラスト/平澤まりこ　デザイン/庄子結香（カレラ）

P12「ペカペカの新品」
P13「靴下をひっかけて伝染病にする」
P53 まどみちおさんの詩「うみは おとうと そらは にいさん～」
P74『なすの花』
P83『遠くなった日々』茨木のり子さんの詩「わたしが一番きれいだったとき～」
P90『黄昏』

デザイン/野口美可、小島順子（miranda）
森の動物たちのかわいらしい表紙に一目惚れしてしまった岡尾さんのエッセイ第2弾。旅のお話が中心なので「Land Land Land」好きとしてはうれしい。ノスタルジックな雰囲気の写真も素敵です。

カバーデザイン/増子由美