ゴーストハント３　乙女ノ祈リ (幽BOOKS)

著者 : 小野不由美

• メディアファクトリー (2011年3月18日発売)

感想・レビュー・書評

[haruna7さんの感想 · 2021年1月4日]

漫画版が好きで原作の小説を読了。このシリーズはただただ怖がらせるだけの怪談ではなく、割と科学的にアプローチして最後納得行く解決までたどり着くから読んでて楽しい。

[リンリンさんの感想 · 2020年9月1日]

女子校での心霊事件。よくありそ
うだが、要は否定された事による逆恨み事件。
主人公がちょっと生長してます。
霊能者としてよりも、人として、被害者に寄り添う感じで今後の活躍に期待します。

[Yukiさんの感想 · 2019年9月23日]

シリーズ三作目。『悪霊がいっぱいで眠れない』のリライト版です。

一作目、学校の怪談。二作目、人形にまつわる怪奇現象。そして三作目のテーマは超能力。

ジャンルで言うとホラーの範疇に入ると思うのですが、不思議な事件を解明する手法がミステリの雰囲気を持っている、というのが特色のように感じます。

主要登場人物も魅力的で、やり取りも軽くラノベ的な感じ。でも、その軽い会話の中で、様々な蘊蓄が披露されるのも、落差があって面白いですよね。

このシリーズは小説だけじゃなく、漫画も発表されていて、小説を読んだあとに漫画を読むのが楽しみなのです。
一つの作品を二度楽しめるのも、考えようによっては贅沢なことではないでしょうか。

[ちこ(´・ω・)さんの感想 · 2019年5月18日]

数々の怪談話や一貫性の無い多数の被害者。
科学では証明出来ない事を人は大抵素直に凄いと受け入れるか、インチキで目立ちたいから嘘をついていると受け入れる二つに分かれるのだろうな。
彼女は信頼出来る人がいるからこそ、通いにくい学校にも頑張って登校して色々な相談などもしていただろうに全てが彼女の私欲の為だったと知ってこれから大丈夫なのだろうか。

[おにくだいすきさんの感想 · 2019年5月9日]

ここまで論理的、科学的に超能力のことを書き込んだお話もない気がする。麻衣が活躍をはじめる巻。

[たこのまくらさんの感想 · 2019年3月13日]

麻衣ったら高校生なのに授業サボってバイト三昧！？しかも舞台が高校なのに誰もそのことに突っ込まないの？…気になるー。そしていつのまにやら皆「ナル」呼ばわり。リンですら。麻衣の影響力恐るべし。
しかし霊が見えるのも嫌だけど、ロープの輪が見えるってのも地味に怖いなあ。しかもそれがだんだんはっきり見えてくるって、ちょっと『ずうのめ人形』を思い出してしまった。

[ミッキーさんの感想 · 2019年1月16日]

坊さんが、マジか！女子高生の追っかけまでいるし！
その追っかけ女子高生 タカ と 麻衣との女子トークも必見です。

[psycheNさんの感想 · 2018年10月27日]

悪霊シリーズリライト版の三巻目。怪談が蔓延する女子校を訪れたSPR一行。そこでは、かつて超能力による大騒動があった。今回もアレンジがふんだんに入っていた。登場人物が増えて、怪談の流布という新しい曲線が加わっていました。その分、恐怖は薄くなっていました。ナルのあのシーンも、あまり違和感を感じませんでした。次はいよいよ少年の登場！お待ちしていました！(^^)

[yoshio2018さんの感想 · 2018年10月11日]

今回は女子高での怪異。お堅い私立の女子高で怪異が続々登場。高校生からの依頼と校長からの依頼で渋谷サイキック・リサーチの面々は調査に赴くが。麻衣に能力があることが分かるオマケがある。

[yueliさんの感想 · 2018年7月18日]

怪談や超能力に否定的な女子高で頻発する幽霊騒動や謎の事故に、いつものメンバーが挑む。今回は心霊要素は少なめ。学校と生徒たちが大勢出てくるのが、次巻と少し被る。
漫画に比べてナルの胸キュン度と麻衣への優しさがマシマシな気がする。綾子の使えなさと優しさ、真砂子の感じ悪さもちょいマシか。早く綾子の活躍が見たい！

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家　ゴーストハント（1）特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」