ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847093463

感想・レビュー・書評

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  • 数年前にミニマリズムに目覚め断捨離をしたが、やはり少しずつ物は増えていたため断捨離のモチベをあげるために読んだ。
    より少なく、身軽に生きたいと思う価値観を再認識して片付けが進んだ。
    物を捨てることは最初は心が痛むが、その痛みを無駄な買い物をしないとの決意に変える。

    1年使っていないものは捨てる。
    忘れていた物は捨てる。
    心がモヤモヤするものは捨てる。

    モノはあるだけでメッセージを発している、との考え方は新鮮だが納得できた。

  • 参考になりました。人間は50000年前のハードウェアってところにはなるほどと思い、余分なことは入れたくない、それでいっぱいにしたくない!と思えた。この本を読んでとにかく思ったのは、目の前にあることに集中すること。思えば私は、いつかくる未来についてばかり思いを馳せたり、過去のことを考えたりしてばかりで、今の自分が何を見ているのか、何を感じているのか、どんな気持ちなのか、わかってなかった。未来のことはいつかは今になり、それが過去に考えていた通りになんてならないことは何となく知っているのに、どうして大切な今について忘れてたんだろ‥そのためにも余分なモノからのエネルギーは受けない!その学びは、この本を読んで良かったなと思えるものでした✨

  • 友人に勧められて借りた。凄く面白かった。自分の物を一気に断捨離した経験のある自分には、とても納得できる事が多かった。他の断捨離本と違い、理論がきちんと書いてあるので、物を捨てる意欲が上がって、大変良い本だと思う。2016.1了読

  • とりあえず、読み応えはたっぷりです。
    【第1章】なぜ今、ミニマリストが生まれたのか?
    【第2章】なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?
    【第3章】モノを捨てる方法最終リスト55!!さらに捨てたい人へ追加リスト15!!
    【第4章】モノを捨て、ぼくが変わった12のこと
    【第5章】幸せに「なる」のではなく「感じる」
    と、300ページにぎっしり。
    ただ・・・評価が二分化している通り、いいんだかイマイチなんだかよくわからない、と言うのが正直なところ。読み応えはあるものの文章がミニマルじゃないし、うまくまとめていると思うけど読み終わった後に全く残らない。まあ、ミニマリストに興味がある人は一読して損はないけど、得もないって感じですかね・・・。

  • 無料お試し版のみ読了。
    片付けの本を買う、でも、片付かない。
    捨てなくちゃいけないと思う、でも、捨てられない。
    考え方をどう変えるか?
    その考え方を、どう、自分のものにするか、が問題なのだ。
    わかってるけど、できない
    そんな人の背中を押す1冊になると思う。
    無料お試しではなくて、ちゃんと全部読めば、変われるだろうか?

  • モノを捨てると何が起きるのか、ミニマリストになるとどうなるのか、について教えてくれる一冊です。
    今、自分はモノが捨てられなくて悩んでいますが、自分のモノに対する今までの認識を見直す良いきっかけとなりました。
    本書で気になったフレーズは以下のとおり、
    「ぼくが読んだ本を捨てられなかった理由、読む予定もない本をずっと置いておいた理由が今ははっきりとわかる。ぼくは本棚を通して自分の価値を伝えようと懸命だった。ぼくはこんな風に自分の価値を伝えたかったのだろう。」「自分が好きで、自分のため集めていたと思っていた膨大な本だが、実は人から、好奇心旺盛な、深い人間だと思われたいがために持っていた部分があった。」
    「怖くて挑戦できなかったことの方が、挑戦しなかったことより後悔してしまうのだ。」
    「アップルを追いだされたジョブズがカムバックしたとき、まず手始めにしたことは蜘蛛の巣が張ったような書類や古いマシンをすべて博物館に寄贈したことだという。ジョブズは最初の仕事としてモノを減らしたのだ。」

  • モノに踊らさせられている生活を何とかしたくて…、というわけではありませんが、こういう生活いいなと思います。
    同時に自分が、いかに余分なものに惑わされているかも気づきました。

    新しいモノが出たら買わねばという考え、買うことは悪くないのですが、それは本当に今後大切にできるのか。
    やがて部屋が押し入れが一杯になり、ホコリのかぶった中からひとつ取り出すのに延々と時間がかかる、なんて、僕は嫌だなぁと思ったのでした。
    お金も続きませんしね。

    この本を読む前から、そういう心がけはしていました。
    着るものなどはもともと関心がなかったからともかく、本やら趣味のものやら、つい買ってしまったもの、今後も大切にできそうにないもの、一気に売るか捨てるかしました。

    一通りモノを減らしてみましたが、少しはいまやりたいことに集中できるようになったと思います。
    それでもまだまだと考えていますが、しかしこの本にもあるように、モノを減らすことが目的ではないのです。
    手段ということを、忘れてはいけないと思います。

    こういう考え、目に見えないモノにも通じるかもしれません。
    頭の中の知識や考え方、人付き合い、などなど。

    もちろんモノが一杯あった方がいいという考えも素晴らしいと思います。
    しかし僕には…、こちらの方があっているかなぁと読みながら思いました。

  • ミニマリストの人が好きです。

    私はミニマリストにはなれないけど。・・・ミニマリストの考え方は以前からあって、「図書館を自分の本棚と思えばいい。読みたい本はいつでも図書館にあるんだから、手元においておかなくてもいいでしょう」というくだりの本を独身時代に読んで感銘を受け、引っ越しの際に処分したお気に入りの本があるんですが。
    ・・・今、図書館にその本、おいてないですからね(涙)←現在買い直して自分の本棚にあります。
    (他にも、今、読み直しているキンジーミルホーンシリーズの「D」が、市の図書館にないことが判明。ここだけ買うか今悩んでます。)
    何度も読み直したいお気に入りの本は、結局、ずっと手元に置いておくべきだと思ってます。
    今の世の中、人気のない本は絶版になっちゃって、もう二度と読めないことにだってなりかねないし。
    災害用備蓄・・・だって必要だしねー。

    ・・・ということで、私はミニマリストにはなれませんが、ミニマリストの方の考えかたは大好きです。
    この本を読んで、まずビックリしたのは「世界一周できるミニマル・バックパック」・・・このバックパックだけで外国行くのかあ・・・とショックにも似たビックリさです。

    ミニマリストとしての考え方に目新しいものはありませんが(ブクログを休んでいたときに、ゆるりまいサンのマンガを何冊か読みましたが・・・ショーゲキでした。笑。)・・・著者の人柄ですかね、語り口に好感がもてます。良質のエッセイでもありますね。
    もうちょっと、写真とかあったら、もっと良かったかな。

  • ミニマリストは1番自分にあった幸せになる方法かもしれない!
    モノを捨てられない人にとっては勇気づけられる一冊だと思う!
    モノを捨てよ、と強制していないところもまた素晴らしい!
    出版社で働きながら本を出すという著者には執筆することに対しても背中を押された気分!
    モノではなく経験に重きを置く人生はそのまま自分の理想!
    部屋がまた一段と片付きそうです!

  • なるほどと思うことも書いてあるけど、そもそも文章がミニマルじゃない。
    同じことを何度も書いていてくどいです。まとめたら半分くらいのページ数になりそう。
    それに、マキシマリスト時代と今の自分を比較した例を多用してるけど、以前が自意識過剰なうえに自己顕示欲も強すぎてあまり参考になりません。例えが全て大げさなんです。
    書籍などからの引用も多いし。
    理屈っぽいけど、片付けの本はこんまりさんとか女性が多いイメージだから男性にはこういった内容のが共感を呼ぶのでしょうか?
    片付けの本ではなく「ミニマリスト」の本なんだけど、読後なんだかなぁと思ってしまった。

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著者プロフィール

佐々木典士(ささき・ふみお)
作家、編集者、ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、ちくま文庫)は海外25カ国語に翻訳されて、世界累計60万部のベストセラー。

「2022年 『ぼくたちは習慣で、できている。増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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