- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861011993
感想・レビュー・書評
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関西弁の絵本を探していてたどりつきました。そして、内容がブラックだという。たしかに、最後、え?このかわうそ(じゃないかな?くまか?)、うさぎのことどうしたん?も、もしかして…??という感じで、ブラックでした。想像がふくらみます。
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私的にはこわい絵本です。シンプルな絵や関西弁だからこそ余計怖い。でも多くの人に読んでもらいたい。
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父方の祖母からの2歳の誕生日プレゼント。
うさぎさんはどこに行ってしまったのか。まだ息子には状況は分からないと思うが、とてもお気に入り。
関西弁を正しく読んであげられないけれど、読んでいてとても楽しい。登場人物のやりとりに、関西弁がとても合っている。 -
第5回MOE絵本屋さん大賞2012 受賞作 2位
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ブラックユーモアだなぁ
でもその絶妙なブラックさが結構すき
「ぼくのあかいぼうし、どこいったん?」
ってただ帽子を探すだけの絵本ではない!なんか最後はぞっとした。というか、そういう展開になるんだろうなって思ってたからドキドキしちゃった。
関西弁の絵本ってどうなんだろう?って思ってたけど、最後まで読んでみたらこれは関西弁であることがミソなんだ!と誰もがきっと思うはず。 -
ぼくのあかいぼうし、どこいったん?
だれかしらん?しらん、さよか。
ジョン・クラッセン作、長谷川義史訳の第一弾がこれ。
『ちがうねん』は盗んだ側の視点、『どこいったん』は盗まれた側の視点。でもそれだけでは終わりません。
どこいったん?は最初はクマにとっての赤い帽子にかかりますが、最後は赤い帽子を盗んだウサギにかかります。
ぞぞっとするこわーいお話。
でも軽快な関西弁のリズムがそれを中和していて、大人は残酷!と毛嫌いする人が少なからずいるでしょうが、子どもは多分笑っちゃいます。それくらい、長谷川義史さんの訳が面白い。
下手すると大人の絵本のジャンルに入れられかねない内容を見事に子どもに馴染む絵本にしているなーと思いました。
『ちがうねん』より笑いどころが分かりやすいと思います。個人的には『ちがうねん』の救いようのなさが好きですけど。-
ジョン・クラッセンが来日される!話を聞きに行きたい(多分、東京だけなので無理)。。。ジョン・クラッセンが来日される!話を聞きに行きたい(多分、東京だけなので無理)。。。2014/02/18
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知人がこの絵本のことを話していたので、微妙加減を確かめるために、図書館で借りた
くまのお気に入りの赤いぼうしが無くなってしまい、「どこいったん」と探すおはなし
言葉が関西弁なのが新鮮だ
日本のおはなしかと思ったら外国のおはなしだったのも、なんだか不思議
ひとはやましいことがあると、やっぱり饒舌になったりして、隠し通せないんじゃないかと思う
ブラックユーモアなのかどうか、個人的にはあまりおすすめしない一冊-
「ブラックユーモアなのかどうか」
こんな気持ちになりたくないでしょ。って言うコトでしょうね。「ブラックユーモアなのかどうか」
こんな気持ちになりたくないでしょ。って言うコトでしょうね。2013/08/01 -
なるほど
読み始めたときから気持ちがふらふらするように不安で、そこに思い至りませんでした
みなさんのレビューを読むと、けっこう高い評価ですし...なるほど
読み始めたときから気持ちがふらふらするように不安で、そこに思い至りませんでした
みなさんのレビューを読むと、けっこう高い評価ですし…2013/08/02
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「あった!あったよ!帽子!ほら!」と大興奮で騒ぐちびちゃんたち。
でも不穏な彼の様子に「なに?どうなったの?」と不安げ。
表紙裏の絵に「いた!よかった!いたじゃん!」とホッとしたように騒ぐ。
「ちがうねん」と対照的に饒舌さで不穏な空気を出してる。
けど、沈黙のほうが迫力があるもんだ。 -
やっぱりただならぬ雰囲気が絵本全体に漂っている。
正直こわい。
だけど気になる結末。